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『築地さらしなの里』のカレー南ばんうどんのレシピ。濃厚だしとクリアなスープが決め手!

1899(明治32)年創業の『築地さらしなの里』は、国産そば粉を使ったこだわりのそばが頂ける店で、老舗ながら明るく入りやすい印象からかファン層も幅広い。そんな『築地さらしなの里』で、寒い時期にはそばよりも売れるという人気メニューが、カレー南ばんうどんだ。1967(昭和42)年頃に始めたメニューで、テレビで紹介されたことをきっかけに全国的にも有名になった。スパイシーでのど越しのいいつゆは、一度食べたら忘れられない味だ。

今回は、そのカレー南ばんうどんの作り方を、店主の赤塚滋行さん自ら教えてくれた。お店で使う手打ちうどんやかえし醤油まで完全再現するのは難しいが、市販品を使って美味しく作るコツをご紹介。S&Bのカレー粉とサバ節だけで驚くほど美味しいつゆができるので、ぜひお試しあれ。

『築地さらしなの里』のカレー南ばんうどんの作り方

<材料(作りやすい量 1人分)>
長ネギ・・・1/3本
鶏肉・・・80~100g
うどん(チルドや冷凍うどんでOK)・・・1玉
サバ節(無ければかつお節や煮干し)・・・適量
めんつゆ・・・適量
S&Bカレー粉・・・小さじ1程度
くず粉(無ければ片栗粉)・・・適量
水・・・適量

Point①味の決め手は濃い目のだし
お店では、だしとかえし醤油(生醤油にみりんなどを加え煮返したもの)を4:1の割合で混ぜて使っているが、家庭では市販のめんつゆを使ってOK。濃い目のだしが決め手なので、めんつゆを使う場合でもだしで希釈するのがおすすめだ。サバ節が無い場合は、かつお節や煮干しでも良いので、袋の表示の3倍量を使ってだしを取ると店の味に近づく。

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