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進化する波佐見焼(陶磁器)🍵

伝統を重んずる有田焼からの脱却を

果たす波佐見焼🍵

佐賀県の西に位置する有田焼
九谷や織部と並ぶ伝統を重んずる有田焼

その県境に位置する長崎県の波佐見焼

2000年までは有田を経て関西、関東へまた伊万里港から北前船で有田焼として出荷していた経緯がある波佐見焼です。

勿論、有田焼は伝統を重んずる焼き物、その一方、庶民的な器として位置付けられ、発展してきたのが波佐見焼の歴史でもあります。

そういう経緯もあり、認知度は雲泥の差がありました。

2000年以降、それぞれの産地名、ブランドで行こうと言う政府の政策もあり、波佐見焼は独自のブランド化を進めないといけない事態に迫られました。

折しも、外国から安価な商品が入って来て、いよいよそういう事が現実味を帯びる来ました。

生き残りをかけた試行錯誤

それから、地元の窯元さんらによる試行錯誤、また関東、関西などから新しい息吹としてのまちおこしなどの甲斐もあり、

少しずつ、着実に変わろうとしております、またそのことを全国放送のテレビ局、たとえば、ガイヤの夜明けなどに取り上げいただき、ブームとなり、東京などの首都圏でも波佐見焼のブランドが知られるようになって来ました。

価値観の多様化により、生活様式にも変化が


伝統を重んずる事は大切なことです
しかし、世界を取り巻く価値観の多様化に伴い、変化しないといけないのも事実です

ニュアンスの違い、スタンスや考え方の違いはあるとは思いますが、

その伝統に固執するあまり、変化を遂げられない有田焼に対して、

波佐見焼は新しい人の感覚、生活様式の変化をチャンスとして捉え、

それに沿った形でデザインや機能性もった波佐見焼にしてゆけぱ、まだこれからも伸びしろのある波佐見焼ブランドの確立が出来ると思います。


この写真(急須)はその波佐見焼のひとつです。

勿論、見た目のフォルムもすっきりしておりますし、一番の売りはその機能性です。

急須のなかにこまやかな細工の茶漉しがあり、これは私にとっては画期的な機能性で、使い勝手は抜群です。👌

これからも波佐見焼を応援していきたいと思います

それでは、叉🤠




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