第38回 SIDE-B「ついに四納言(しなごん)勢揃い!・伊周呪詛事件についての考察」/「光る君へのミラーワールド」

第38回 SIDE-B「ついに四納言(しなごん)勢揃い!・伊周呪詛事件についての考察」/「光る君へのミラーワールド」

さんたま(日本史学専攻卒業)/ゆうこ(高等学校国語教員免許保持者)
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NHK大河ドラマ「光る君へ」第38回「まぶしき闇」
感想ラジオSIDE-B(歴史編)

今回は、伊周呪詛事件と勢揃いした四納言(しなごん)、そして道長の子供達の出世スピードについて語っております。

【用語解説】
・四納言(しなごん)
正しくは「一条期の四納言」のこと。
道長政権を積極的に支えた、藤原斉信、藤原公任、藤原行成、源俊賢の四人を指す。

・藤原頼通(992-1074)
道長の嫡男。ドラマの中では従二位 権中納言 兼 左衛門督
後に平等院鳳凰堂を建立する。

・藤原教通(996-1075)
道長の五男(嫡流では次男)。ドラマの時点では従四位下 左近衛中将
後に兄・頼通を壮絶な権力争いを行い、その結果御堂流の権威を落としてしまう。

・藤原頼宗(993-1065)
道長の次男(庶流)。ドラマの時点では従四位下 右近衛権中将。

・藤原能信(995-1065)
道長の五男(庶流)。ドラマの時点では従五位上 侍従
能信の養女が後三条天皇の皇太子時代の妃となって白河天皇を産んだことで、死後従一位太政大臣を贈られ、兄弟の中で最高位の位を手にする。

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