壁にウッドパネルを貼ってふすまにクロスを貼る

  正面の壁に取り掛かります。
  この壁は黒板クロスとウッドパネルを使いオシャレにしていきます。
  今回使ったのはサンゲツのリザーブRE-51189です。

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写真のようにクロスにチョークで絵や文字を書くことが出来ます。

クロスが届いたら
細刃のカッターで壁の高さプラス100㎜の長さにカットして
(少し余裕をもって貼れるようにするため)
畳んで重ねていきます。
夏など暑い日はのりが早く乾くので
畳んだものは大きなビニールなどでくるんで置いてください。

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用意が出来たら端から貼っていき
50㎜くらい重ねて次を貼ります。
重なったところは定規を当てながら
うす刃のカッターで2枚同時にカットしていきます。

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うす刃カッター 約700円
切れ味を保つため刃はこまめに折りながら使います。

重なり部分の切れ端を取り除きクロスの色に近いコーキングを
(白いと思っているクロスも実はアイボリーかオフホワイトが多いです)
つなぎ目の下に塗ってまた綺麗に合わせてからローラーで押さえていきます。

今回、右の3分の1はウッドパネルにしますので
クロスは左から3分の2まで貼っていきます。

窓をオシャレにする

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         こんな味気ない窓でした。

     石膏ボードで窓枠が引っ込んでしまっています。

     まずは窓枠を作ります。

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     ワンバイ材にステイン塗料を塗って組み立てます。

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     窓枠をはめていきます。逆光でスミマセン!

     つぎに窓のサッシ部分を黒で塗装します。
   初めにプライマーで下地を塗り、乾いたら水性の黒で塗装します。

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     部屋の雰囲気にマッチした窓が出来ました♪

     クッションフロア
     ここでようやくクッションフロアです。
     クッションフロアは下地が出ますので
     クロスの時と同様に
     コンパネビスと合板のつなぎ目にパテ処理をします。

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     ビスの頭もパテで隠していきます。


   クッションフロアはカッコいい木目のものを探してみましょう
         こんな感じはどうでしょうか?

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        東リCF4512 1m 約2200円
    今回、約10m使いましたので22,000円と送料1200円でした。
    (厚みのあるタイプなので少し割高です)

    クッションフロアの貼り方は前の項で説明していますので
    ここでは割愛します。

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      実際の商品
     つなぎ目がずれないよう
     マスキングテープで貼り合わせてカットします。


クッションフロアが終われば
巾木(床の立ち上がりに張る板)と
廻り縁(モールディングとも呼び、壁と天井の際に張る板)を取り付けるのですが
今回は天井が廻り縁と一緒になった形状をしていますので
巾木だけを取り付けます。

これ必要?と思われる方もいるかもしれませんが
巾木を張ることによりクッションフロアの隙間もなくなりますので
クッションフロアを貼るのが簡単になりますし
実際にこれらを取り付けるのと付けないのでは
かなり見た目が変わりますので是非取り付けてください!

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    巾木貼るだけタイプ 900mm 約900円

取り付け方は裏に木工ボンドを塗り
同系色のフィニッシュネイルを目立たないところに打つ
もしくは、隠し釘を使って取り付けます。
上記の商品は裏についている両面テープで貼るだけです。

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     隠し釘 115本入り 約1300円

   ウッドパネル
   次に端材を使ってウッドパネルを作ります。
   端材はミニビスで留めていくので
   下地に4㎜のベニヤ板を取り付けます。


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    ウッドパネルは壁の上部にも貼ることにしたので
    この後ベニヤ板は上部にも取り付けました。

   端材を適当な長さにカットして
   木工ボンドとミニビスで貼っていきます。

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    貼ってないところもベニヤ板を塗ることで違和感はなくなります。

 自然な感じになるようにクロス側にも時々はみ出して貼っていきました。

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   壁の右側と上部に貼り終えたら色を塗っていきます。
   色は水性ステインのウォルナットを使います。

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   クロス色が付かないようマスキングテープを貼っていますが
   凸凹が多いので大変です。

   板を貼ってないところもベニヤ板がありますので
   違和感なく見えますね♪

   押入れのふすまにオシャレなクロスを貼る
   元々和室でしたので押入れがあります。
   押入れは撤去してワークスペースにするなど
   色々面白いことが出来るのですが
  今回は安く早くオシャレに出来るデザインクロスを貼ることにします。


         クロスはこれにします。

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    英字新聞柄のクロスです。シンコールBA6274


  今回、間違ってのりが付いてないクロスを注文してしまいましたので
  裏地にのり付けからしないといけません(汗)

            今回使ったのりはこれ

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       水で希釈しないので簡単です。

      まずはふすまの取っ手を外します。

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   ふすまの高さに合わせてクロスをカットして
   裏にのり付け用刷毛でのりを塗っていきます。

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   上下4枚に貼っていきます・

   初めはしわが残りますが乾けばピンと張ってきます。

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   おしゃれなふすまが出来ました♪


   オシャレな照明を取り付ける

   和室を洋室化するときの照明ですが
   和室の電灯はヒモ式のタイプが多く
   照明のスイッチが付いてないことがよくあります。

   この場合新しい照明はリモコンタイプかヒモ式を買わないと
   新たに電気の配線工事をしなくてはいけなくなりますので
   事前に照明のスイッチが有るか確認しておいてください。
  (今はリモコンに対応している電球もあります)

   照明も最近は安くオシャレなLED照明が増えましたので
   お好みの照明をチョイスしてみてください♪

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   これで和室から洋室にリノベーションが完了しました!

   どうですか?
   とても元和室には見えないですよね!

   材料費発表
 ではここで気になる6畳の部屋のおおよその材料費を計算してみます                    
畳撤去 3,000円
角材45㎜角×4M 660円×12本       7,920円
角材30㎜×45㎜×4M 460円×4本     1,840円 
バシ板20本                 2,000円
カネライト30㎜ 860円×6枚          5,040円
ベニヤ合板12㎜ 1560円×6枚           9,360円 
クッションフロア10m ボンド込み        25,000円 
石膏ボード260円×14枚               3,360円
パテ1袋1200円  1,200円
デザインクロス二か所で20m +のり       10,000円
ペンキ                          8,000円
ビス(スリム、コンパネ、石膏ボード角1)   1,600円
照明5000円                  5,000円
ワンバイ材4本                     1,200円
ウッドパネル                  3,000円
棚板 2枚                  12,000円
キャスター600円×₈             4,800円
解体処分                                                      2,000円
巾木、廻り縁                                                       5,000円
              計   111,320円(税別)
大雑把ですし工具代は入れていません(もちろん工賃も)が
簡単なテレビボードまで作って11万円少々で出来ます!
実質8日かかるとしたら
サラリーマンですと週に2日作業して1か月で完成ですが
この楽しく、為になる作業を一人でするのはもったいないので
お友達などを誘ってワイワイ言いながらやるのも良いと思います。
(二人なら2週間で完成です!)

前にも言いましたが他人を誘う場合はより安全に注意して
出来れば(何度も言いますが)保険に入ってから作業してください。

因みに知り合いが6畳の畳をクッションフロアに
替えるだけの工事をハウスメーカーに発注したところ
30万円(税別)の請求書が届いて泣いたと言っていました。
ますますDIYをやりたくなったのではないでしょうか?(笑)


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