適応障害休職からの復職③涙がとまらない

10月の遠足の日、子どもと夫が家を出て、私も出勤しようとしました。
体が動かない。立ち上がれない。
涙が止まらない。
とにかく、職場に電話をしました。
出たのは優しい教頭先生
「多分、遅れます。涙がとまらないです。動けません」
と、伝えました。
朝の会の時間になっても動けず、涙が止まらず、
「今日は、行けそうにありません。学年主任がこわくて行けません。多分、学年主任が怖いからです。」
と、電話をしました。教頭先生は、察してくれたみたいで、
「わかりました。休んでください」と、優しい声で言われました。
この、教頭先生とは、年賀状のやり取りが続いています。また、今も、出張などでお会いすることもあります。

涙が止まらない。普通じゃない。
ネットで、メンタルクリニックを調べました。
何件か電話しましたが、どこも予約がいっぱいで、一週間後だと言われました。
すぐ大丈夫だと言ってもらえたクリニックに行くことにしました。

泣きながら車を運転して、到着しました。
受付をして、待合室で待ちました。
待っている人たちは、普通の人でした。

お医者さんは、苦手なタイプでした。
心理士さんは、、、
声に、聞き覚えがある?
だれだっけ?

10年以上前、大学生時代のバイト先の上司でした!
確か、心理士の勉強をすると途中で退職されてました。

色々な質問が終わり、私は、
「◯◯さんですよね?」
と、聞くと、
「◯ちゃんよね?仕事、もう、行っちゃだめよ、こんなにボロボロになって!!」
と、言われました。

2週間の休養を要する。

この診断書は、校長から取り上げられることになりました。

「たった1度しか会ったことがない医者と、校長の私、どっちを信じるの?あなたのことは、私がよくわかってる。あなたは、まだやれる。休まなくていい。まずは、遠足休んだこと、迷惑をかけた学年主任に謝りなさい。」

これが、診断書を見せた時の校長の反応でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?