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連休に出来る事と言えば早起き位


#連休を自宅で楽しむアイデア

題名のが本記事の結論である為「おおなるほど、早起きは良いかも知れん」と思ってくれた読者はこの記事より先を読まなくても結構である、が然し時間が許すのであれば最後まで見ていって欲しい。後、イイねもよろしくどうぞ。

早起きのキッカケ

この連休というのはどこにも行けない。どこにいっても何かしら文句を言われまた己自身も時世の流行り病に罹りはしないか、とビクビクしながら心の底から楽しめない。大体そういうのを怖がる人間に限って罹るものである。では、外なんぞ行かないで家にいようと考えるわけであるがさて何をしよう。何もやることがないのである。こりゃ困った。そうしてする事と言えば昼ごろに起きてそしてまた真夜中に眠るという事であろう。然しそれでは返って疲れが増しはしないか。
そこでお勧めするのが「早起き」である。小生、早起き人間である。朝早く、ではなく最早夜か朝なのかそんな微妙な時間に目覚めている。大抵3時30分から4時の間には起きて活動を始めている。この習慣は何も連休だからやっているのではない。発端と言える発端は約2年ほど前にテレビにて比叡山かどこかの修行僧を特集した番組を見た時である。修行僧の朝はとても早い。朝日が昇った頃ではなく暗いうちに目覚めなくては行けないのである。それを見た2年前の小生は大変な感銘を受けた。別に小生、仏教徒でもなんでもないが只何か一所懸命である風は見ていてヒシヒシと伝わってきた。やはり怠けるよりは一所懸命格好よく生きて行きたい。負けず嫌いの小生は修行僧と同様に早く起きようと決意したのである。それから2年経った現在でも(修行僧への憧れはかなり前に失せたが)早起きを継続しているのである。

早起きの方法

ここで読者諸君が知りたい事は早く起きる方法だろう。早く起きる方法、それは「気合い」である。だが畢竟、気合いであるかも知れないがそんな事を言っては身も蓋もないというか元も子もないというか、それが出来ないから他人の記事まで読んで早起きをしたい訳であるという事は小生も承知である。ではどうすれば良いのだろうか、と自らの早起きライフを鑑みて見た。すると最も効果的であろうかと思われるのは「自然に起きる」という事では無いだろうか。先ずリズム良く同じ時間に起きる事を目指してみるが吉。小生の如くまだ陽が昇る前に起きろとは言わないし、ある意味ではそんな事を早起きの習慣がない人間がやったら返って楽しい連休を送れないだろう。
5時30分に起きてみよう。この季節(この記事を書いているのは5月5日の午前5時18分である)は5時30分になるともう陽が昇ってからかなり経っている為、明るい。6時に起きても良いが私はそれより30分前に起床する事をお勧めする。何故かというに早起きの習慣がないものにとって5時30分に起きたところで幾分かダラダラする時間がないのは辛いだろう。そこで6時には完全に活動できるように5時30分に目覚めるのである。6時には完全なる活動ができていると世界が新鮮に見える。試しに少しばかり往来に出てみると何時もの風景が東から昇光に照らされ違った様相を見せる事だろう。

早起きの巧妙

早起きして問題は果たして何をするのか、ということに尽きるだろう。目的なき目的というのはそれをする理由がない故にそれをする事は意味がないと判断してしまって出来ない事が多いだろう。早起きして後は自由だ、と言っても自由というのが一番難しい。我々は自由を求める一方何かに束縛される事を望むなんとも面倒臭い生き物である。という事で小生が幾つか早起きライフの中で行える事を紹介する。

喫茶は良い。お茶でもコーヒーでも紅茶でも良い。朝目覚めカフェインを摂取すれば目覚めはバッチリである。少ししたら茶のメーカーにこだわるというのも楽しいだろう。

散歩も良い。散歩といっても別に遠出する必要はない。自分の住んでいる町内を散歩するのだ。読者は公園の近くに住んでいるかも分からん、又はビル街のど真ん中に住んでいるかも分からん。いずれにせよ自分の町内ほどの小規模に限ってみて歩いてみる。すると朝日が故に新しい光景に出会う事が出来る事だろう。

次いで読書である。小生なんぞ最もこれをする。朝早くに起きて読書をすると頭がスッキリ冴えている為、判断力が鈍る夕方と比べてよく内容理解ができるのである。只、一つ注意点をあげるとすればあんまり難しい本を読むと返って眠たくなってそのまま寝てしまうという事態が起こるので好きな、何度も読んでいる本を読む事をお勧めする。散歩と同様に新たなる感動が生まれるかも知れない。

映画鑑賞というのも良い。録画しておいて中々機会がなくて見れなかった映画も早起きを契機にどんどん観るというのも有意義な早起きライフを応援してくれる事だろう。然しこれも読書同様にあまり難しいのは見ない方が良い。キューブリックとかタルコフスキーなんぞを朝から見た場合、十中八九そのまま夢の中だろう。あれらは夜見る映画だ。そうではなくてもっとアグレッシブな映画にしよう。マーベルとか007とかである。

最後に音楽鑑賞である。何かと慌ただしい現代において音楽と正面切って向き合うという事は中々忘れ勝ちである。しっかり聴くという事は散歩同様、何気なく聞いてしまっている音にも様々な発見が隠れている事、間違えないだろう。今はサブスクリプションのアプリがある為音楽を聴く環境としては最高である。今はどんな音楽が流行っているのか、クラッシック音楽にでも挑戦してみようとか、それは全くの自由である。音楽はきっと素晴らしい朝を演出してくれる事だろう。

最後に

以上、早起きについて縷々述べた。何事も最初は難しい。然しそれを習慣付けてしまえばなんてこたぁない、それが当然の事となって意識の目覚めも徐々に早まっていく。生産性など口うるさく言われる今日であるが小生はそんな観点から早起きをしろと述べているつもりは毛頭ない。只、早起きすれば一日の活動がスッキリするということに尽きる。頭は冴えてあらゆる事に鷹揚になれる。明瞭な判断を自己に下せる。朝早く起きるという事は自然と夜も早く寝付くことができる。嫌な事をあれこれ考えなくて済む。
早起きは三文の徳、と誰か言ったがこれは正しく言い得て妙という所であろう。日常の中の非日常を早起きからゲットだぜ。

5月5日 武蔵 山水 記


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