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三浪だったけど今は大手で働いている僕が就職で失敗しない戦略を本気で考えた

三浪で就活に思い悩んでいる人に向けて、自分の体験談を書いていこうと思う。

今は大手企業で働いていて、全く違う心持ちでとても充実した日々を送っているが、当時三浪という肩書を持って就活を経験して本当に人生が辛かった。就活で「もっとこうしておけばよかった」とか、社会人になってはじめて「学生のときに事前に知りたかったよ」ということがよくある。

なにより「三浪で本当にどこかに受かるのか」とか「どこを受ければいいのか?」「現役生や一浪の人と同じレベルの企業を受けていいのか?」などわからないことだらけで本当に不安だった。

いま三浪をしている人で同じように悩んでいる人もいるんじゃないか?
もしそんな人がいれば、少しでも自分が役に立てばと思いこの記事を書くことにした。

この記事では主に

  • どうやって苦境を乗り越えたか

  • 三浪でも就活がうまくいくコツ

についてお伝えしていきたいと思っている。

いま3浪もしくは2浪、いやそれ以上の4浪、5浪といった人にも参考になれば嬉しい。同じ浪人でも3浪以上は情報が少なく自分は苦労したのでこの記事がみなさんの助けになればと思う。

三浪社会人の僕の生い立ち

現在は30代の社会人で大手企業で働いている。5chとかで就職偏差値が60以上ある超大手の会社である。年収は残業時間やボーナスにもよるので年によってバラツキはあるが、800万円程度。

厳密にいうと現在の会社が2社目ではあるが、新卒で入った1社目の会社に居続けたとしても年収は700万円にはなっていたはずなので大して変わらない。1社目があったからこそ2社目に入れたと言っても過言ではない。

新卒で入った会社も今働いている会社は立派だが、自分のスペックは低い。これらの会社に入れたことが奇跡というか、なぜ入れたのか3浪だった頃の自分を考えるとありえないと思っている。

こんな僕でも新卒や中途でそれなりの入れたのだから同じ三浪のみんなでも僕と同等かそれ以上の企業に十分入れると思う。僕の実力が大したことなかったことを考えると、実力は必ずしも必要はない。これからこの記事で伝えるノウハウや戦略を読んでしっかり作戦を練ればうまく就活をやり遂げることはできるはず。というか願っている。もちろん自分が運が良かったというの側面も多少はあるが、やり方次第でかなり有利になるはずだ。

僕の学生時代のスペックを整理しておくと以下の通りとなる。

  • MARCH文系

  • 男フツメン

  • 学部卒

  • 非体育会系

  • 学生時代は大した実績は残していない

医学部でも東大でも早慶でも、その他国立でもない。
MARCHである。

もちろんストレートでMARCHならまあまあすごいと思う人はいるかもしれないけど、「三浪MARCH」だとなかなかパンチがあるんではなかろうか。

「MARCHのどこよ?」と気になる人もいるかもしれない。
どこの大学かまで明かしてもいいと思ったんだけど、さすがに3浪という存在はMARCHでもそんなに多くはなく身バレが恐いので、これくらいの粒度にしておきたい。
(有料記事であれば見れる人が限定されて身バレ度合いが低くなるのでいつか明かすかもしれないが)

新卒で最初に入る企業がその後の人生を決める

大卒もしくは院卒で一番最初に就職する企業はものすごく大切で、歳を追うごとに実感する。社会人をしている僕が実体験として肌で強く強く感じでいることである。

また周りの友達、先輩後輩、同僚、その他に知り合った人たちを見ていても最初に入った企業でその後の将来の進路が大きく分かれている。20代過ぎから30代ともなると、周りの人たちはそれぞれ年収、スキル、会社の格などで大きな差が生まれている。

さらにいうと年収だけじゃなく、社会的ポジション、モテ度などでものすごい格差が生まれてしまっている。学生時代は面白かったり、見た目が良かったり、勉強ができたり、運動ができたりする人がすごいとされていた。

でも社会人になるとそれは180度変わる。ひろゆき氏も言っていたが、社会人になったらお金を持っている人、例えば年収が高い人が社会的に優秀だとかすごい人という扱いをされるし、同性からも異性からもモテる。運動神経が良くても年収が低ければいまいち。運動神経が悪くても年収が高ければすごい人扱いをされる。つまり学生時代までと社会人では評価される基準が全く異なる。

新卒で入る会社は思った以上に重要。

こう言うと「新卒で良い会社に入れなくても転職すればいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれない。実は転職をするにしても新卒で入った企業が重要になる。転職の選考で評価されるのは転職前にどの企業で働いていたかが重要になるからだ。転職の面接では当然良い企業で働いている

僕の体感では評価の高い企業に入れば転職もラクにこなせるし、イマイチな企業に入ったら転職はかなり苦労する。もちろん例外はいるが、それはとても優秀な人に限った話だ。

でもそもそもどこも受からないと意味がない。いくつか受かればその中からより良い企業を選ぶことができるので、まずはどこかに受かるための方法も書いていく。

三浪の転職戦略について

三浪の就活戦略で気をつけることを中心に書いていく。

具体的な内容は有料箇所に書いていくが、この記事で何をお伝えしたいかを先に箇条書きにしてみた。全て実体験をもとにした内容である。

  • 三浪はそもそも新卒扱いをされるのか?

  • 三浪は情報収集と対策が人一倍必要なワケ

  • 受かる可能性が高い企業と低い企業の特徴

  • 業界の選び方

  • エントリーシートや面接はどのくらい通ったか?

  • 面接で三浪についてどれくらい聞かれたか?

  • 会社の同期と馴染めるか?

  • 三浪の就職で意識したいマインド

全て三浪など多浪の人向けにしてある。

なお補足しておくが、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や自己PR、志望動機の書き方や伝え方について、この記事では解説しない。「それは3浪だからここを工夫すべき」というものはあまり存在しないからだ。

この記事ではもっと重要なポイントである三浪だからこそ知っておくべきことを中心にお伝えしていく。僕は人事や人事経験者と話すこともあるのでその辺りも少し反映させてある。

ではここから本格的に戦略を書いていく。

三浪はそもそも新卒扱いをされるのか?

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