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【M池公園】かわいいウグイス、コゲラ、カイツブリ

4月30日(土) 5:30-11:30 快晴

朝は寒くダウンをパーカーの中に着て出かけた。気温は8度。
橋を渡る時、富士山がよく見えた。冬中雪をかぶり真っ白になっていたが、今は手前に見えている山よりも上の部分も黒い山肌が見える状態。

桜が綺麗と評判のこの公園だが、それらを見る事なく時が過ぎてしまった。今は若葉を風がゆらし山の中の森のよう。
本当にきれいで、意識が遠退きぼんやりする。
美味しいものを食べた時みたいだ。

池に、あんなにたくさんいたキンクロハジロも、オオバンも、他のカモたちもいない。メジロも、ツグミも、モズも、シロハラもいない。
今日はアオジも見なかった。みんなどこいったの〜?
いたのは、ガビチョウ(笑)相変わらずガサゴソと餌を探していた。

そしてウグイスがいい声で囀っていた。
よく聞くと、他の場所にいるウグイスと交互に鳴いている感じがする。
「ホーホケキョ」「ケキョケキョ・・・」「ホーホケキョケ?」
と調子が外れるのが面白い。
声を頼りに階段で、丘の上に上がって行った。
大きな声は聞こえるが、緑が邪魔してなかなか姿は見つけられなかった。
しばらくして、動いたのが見えたので、カメラを向けた。
モフモフのかわいいウグイスが撮れた。
目の上に、くっきりと白い眉斑があり、嘴が黄色かった。
足はすごく細い。
なんてかわいい生き物なんだろう!

ほ〜ほけきょ!


池に浮かぶハスの葉

池には蓮の葉がたくさん浮かんでいた。
上の池には丸い葉の蓮。
中の池には葉っぱの形がスペード型。(セイヨウコウホネ)黄色い花も咲いていた。

セイヨウコウホネ

人工滝の周りにガビチョウが集まっていた。水浴びに来たのかな?
丘(滝の上)で、アオゲラをチラッと見た。
カメラを向けたけど飛んでいってしまった。残念。(帰ってから写真を見たら足だけ写っていたw)

蝶を何種類か見た。コミスジに、クロアゲハ 、ナミアゲハなど。
虫取り網を持った子供たちが追いかけていた。

コミスジ

そしてカイツブリ。今日は、池の端まで来てくれた。
嘴を少しだけ水に入れた状態でじっとしていた。獲物を狙っているのだろうか?目で確認しているのかな?でも目は横についているからどうやって見てるんだろう?
そのうち、番いのカイツブリが(オスメスが分からない)「ピリリリリ!」と鳴き、すぐに反応してそのカイツブリの周りを回り出した!何なんだろう?踊ってるみたいだった。(追い込み漁?じゃないよね)

カイツブリ

スケッチしていたら、コゲラが近くの木に止まって幹を突き始めた。
木の幹から細長いワームを見つけて食べているところを見た。
すぐに飲み込まずに、咥えたまま移動していた。

コゲラ

ホオノキの葉が色鮮やかに頭上に繁っていた。
私は岐阜県出身で、ホオノキの葉っぱを見ると必ず、朴葉寿司と朴葉味噌を思い出す。あの香り、あの味。
時々、最後の晩餐の話を夫とするけれど(笑)、やっぱり子供の頃の味を欲するのか。彼はルーツが東北なので「ナメタカレイ」とのこと。私は「けいちゃんか朴葉寿司」でお願いしたい。

0430ネイチャージャーナル


予約していた本が届いた。
「見て・考えて・描く自然探究ノート ネイチャージャーナリング / ジョン・ミューア・ロウズ」

とうとう、日本にネイチャージャーナルが本格的に上陸か!!
これはネイチャージャーナルの教本である。
今までは、日本ネイチャージャーナルクラブの小林さんのHPを読むか、英語の本「Keeping a Nature Journal / クレア・ウォーカー・レスリー」をGoogle翻訳利用して何とか理解しようとしていたのだが、この本はなぜネイチャージャーリングなのか?から始まり、自然の探求方法、画材、描き方までを教えてくれるようだ。

ようだ。というのは、まだ26Pまでしか読んでないからけど、情報量がすごい!
自分としてはネイチャージャーナルをはじめてから3年経っているので、初心者の域は脱したのでは?なんて(生意気に)思っていたが、読みはじめたら私はただスケッチをしていい気分になっているに過ぎない事が分かった。
(まぁそれでもいいと思うけど・・・)
とにかく、連休中に、じっくり読もうと思う。

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