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【N川】【T緑地】コチドリ、カワセミ、セグロセキレイ、子育て中の鳥たち

5月28日(土)晴れ、暑い 4:30-11:30
天気予報で暑くなると言っていたので、早めに出かけて早めに帰る作戦。
流石にこんな早くからウォーキングしている人などはいないだろうと思ったけど、結構人がいてびっくり。みんな早起きだなぁ。(ウォーキングやランニングは早いけど、犬の散歩はもう少し遅いみたい)

堤防に行くと、対岸のビルがオレンジに光っていた。雲が多い。
前回N川から、M子川沿いを自転車で帰ってきたら、距離が短く感じたので、対岸を走るのではなく、M子川沿いを走ってN川へ出かけた。

お寺の近くに大きな木があった。S区の保護樹木のようだが、その保護の仕方がすごいなと思った。大きな根がM子川に張り出しているのを網で囲ってあった。倒れそうで倒れない感じ。

途中、青臭いような懐かしい匂いがした。周りを見渡すと、畑のような場所に、栗の木が何本も植っていた。花が満開!
思い出した!たけのこみたいな匂いなんだ。最近、この匂いがフワッとどこかから漂ってくると、「おや?どこかで、たけのこ茹でてるのかな?たけのこのおカカ煮食べたいなぁ」なんて考えていたけど、栗の花だったのかも。


N川に到着する。
今日は子育て中の鳥を多く見た。

まずはカワラヒワが、鞘に入った豆のような植物を食べているのを見つけた。川縁に生えた草から川原の砂利に降りて、羽をバタバタして待っている幼鳥に与えていた。その後親鳥は、水を飲んでいた。なんとも可愛らしい光景。

次に、石の上にセグロセキレイがとまっている。周囲を気にしていたけど、長い時間動かなかった。
私の家の周辺の河原には、ハクセキレイが多いけど、N川にはセグロセキレイの方が多いのかな?

川縁にセグロセキレイ
セグロセキレイの幼鳥かな?

セキレイを見ていると、上流からカルガモの雛が流れてきた!
泳いできたというより、流れてきた感じ。
親鳥は後から注意を払いながらやってきた。(ビデオ撮ってる私にも警戒している、ごめんなさい)

その後、対岸にカワセミを見つけた。
大きな声で「ピーピピピピ」と鳴いた後、縦横無尽に川を飛び回っている。

草の上にカワセミ
公園に咲いていたヒルザキツキミソウ 、写真撮ったのは朝

今日の目的地は「Kふれあい広場」
自転車置き場に駐輪してトイレに行った後、ウグイスを木のてっぺんに発見。写真はうまく撮れなかったけど、ビデオに撮れて満足。まだ囀っているってことは、お嫁さん見つかってないの?移動して電線の上でも囀っていた。

カワセミを撮影するウォッチャーさん発見。携帯で撮影する女子もいたのでその横から私も撮った。緑が映えて羽の色がエメラルドグリーンに見える。

川のそば、カワセミの後ろ姿
エメラルドグリーンの羽


歩道から階段で川に近いところへ降りて歩いてみた。
とても気持ちがいい。このあたりに住んでいる人たちは、住み心地がいいだろうなぁ。
ヤマグワ の間にカワセミ発見。赤い実の向こう側に青い鳥。
黒く熟したのもあったので一つ食べてみた。甘酸っぱい。
ちょっとだけえぐみが口の中に残る、これも懐かしい味。

ヤマグワ の実とカワセミ

シジュウカラもお腹の黄色い幼鳥を引き連れて餌を探す訓練中?
親鳥の真似して木の枝を突いてみるけど、口に入れたものを吐き出していた。

ハクセキレイの幼鳥も、親鳥に餌を口に入れてもらっていた。親鳥は川原を歩き回っていたけど、幼鳥は石の上にじっとしていた。しばらく見ていると水のそばに行き、何かを突いている。そして「ピピ、ピピ」とまた親鳥を呼ぶような鳴き方。まだまだ甘えん坊さん?

ハクセイキレイの幼鳥、目がくりっくり

最後にF公園から川原を眺める。素晴らしい眺め。
プードル を連れた親子連れなどがスタバで朝食を楽しんでいる。まるでドラマのよう。
私も甘いコーヒーが飲みたかったけど(疲れてた)、汗でビショビショだったので店に入れなかった。帽子が冬用なのが良くない。夏用の帽子を買わねば。
河原には、ムクドリやカラスの他、「ヒッヒッヒ、ヒッヒッヒ」「チャッチャチャッチャ」という鳴き声。セッカか?姿は確認できず。

早めに帰ってきたから、日焼けもそんなにひどくはないだろうと思っていたけど、手や頬などがヒリヒリする。まだ五月なのに・・・


5月29日(日) 晴れ 朝から暑い! 4:30-7:00
今日は鳥見に行くのやめて家で大人しくしていようと思ったんだけど、朝の光とムクドリの元気な声が私を呼んでいるような気がして、結局出かけることにした。

昨日N川からの帰りがけに見えた中洲が気になったので行ってみることにした。グランドの向こう側だけど、早朝なら大丈夫かなと思って。

最初、「ヒッヒッヒ、ヒッヒッヒ」「チャッチャ、チャッチャ」の鳴き声が気になってビデオを撮るが、姿は見えず。
でもチャッチャの鳴き声の時は、移動していることに気がついた。結構広い範囲を動き回っている。

ちょうど中洲がよく見える開けたところがあった。
なんて素晴らしい景色!東京にこんなところがあるなんて不思議。
しばらくぼんやりする。
こうやって見ているだけで、満たされちゃった気分だったんだけど、やっぱり双眼鏡を取り出して観察する。
やっぱりいた!コチドリ!

中洲のコチドリ

R干潟では1羽しか見たことがなかったけど、今日は3羽いた。
地面を歩き回り餌を探したりしていたが(干潟でやってた足トントンは見れなかった。干潟限定の餌の捕り方なの?)、突然飛び立った。
渡り鳥だからなのか、羽がとても長く、力強く飛ぶ。そして速い。
昨年、ビデオに撮ったけど、何の鳥かわからなかった速く飛ぶ小さな鳥はコチドリ だったのかも。
中洲の上空を旋回してしばらくして下に降りた。
すると1羽が、ある場所の石の中に身を沈めるようにした。
しばらくして立ち上がり、尾羽を扇のように広げた。
そこへ別のコチドリがスルッと下に入る。
そのポーズは、組体操のよう。どういうことなの?
抱卵を交代したのかなって思ったけど、しばらくして下になってた方は巣から出て飛んでいってしまった。最初にいた方も飛び立った。
遠すぎて卵まで確認できないけど、途中でカラスが中洲にやってくる場面もあり、あそこに卵があるといいなぁと思いつつ、今日の観察は終了。

グラウンドにはサッカーや野球の練習のため人が集まってきた。
道の向こう側に、入りやすそうな公衆トイレも発見したことだし、
来週また天気が良かったら、鳥を見に行ってみよう。

5029ネイチャージャーナル







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