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 相模国分寺跡の南東の角に花壇があり、自治会で管理しているようです。先日、地元の人たちが草抜きをしてサルビアを植えていました。サルビアは花の色と葉の緑色とのコントラストが活き活きとしていて力強い花です。相模国分寺跡を訪れる人たちは、赤・ピンク・白のサルビアの花を楽しまれることでしょう。きれいな花が咲いているなあと意識しなくても、無意識のうちに人の心は和んでゆきます。
 この花壇の奥に見えるアパートが取り壊され、そこに14階の高層マンションを建てる計画が進行中。まさに隣接地。この花壇にも高層マンションの影が忍び寄りそうです。
 コンクリートの塊は、この相模国分寺跡の史跡と人々の心に、どのような影を垂らしていくのでしょうか。
(22.6.16)


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