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習い事のとらえかた

習いごとってしたことがありますか?

多くの人は一度は何かしらの習い事をしたことがあるかと思います。

子どもの頃から始めて今も続けているもの、習い始めたけれどすぐに辞めてしまったもの。
いろいろあると思いますが。。。その習いごとは楽しかったですか?

習いごとを楽しく続けることができたり、上達するためにはインストラクターの質、手順、コミュニケーション能力の有無、相性などもちろん大事なことだと思います。
しかしながらそれより何より、本人がその習い事にどれだけ興味を持っているかは上達するのに最も重要な要素の一つ。
これは子どもに限ってのことではないと思うけれど、大人はそもそも興味のない習い事には手を出さないものね。笑

縁あって音楽に関わる仕事をしていますが、芸術関係の習いごとって顕著にそれが現れる気がしています。
”音楽関係の習いごとは特に早い時期から始めた方が良い” という考え方が支持されているため、多くの場合、本人の希望ではなく親が子どもを連れてくることになります。

きっかけは親に連れられてきて始めたものであっても、学びと上達の過程でだんだん面白くなってきて、結果、楽しく続けられるというのなら良いのだけれど(興味が徐々に増したり、新しいチャレンジを発見したり、上達する喜びを見出したり)そうでない場合、どうしても ”やらされている”感 が強い、残念な結果になってしまう。

これまで様々なケースを経験していますが、その詳細や事例はまた別の機会にシェアさせていただくとして。
習いごとってプロを目指すのでなければ、本人が興味の持ったとき、これをやってみたい!と思った時がベストのタイミングなのかな。。。と個人的には思っています。
逆にそれ以外では、うまくいかないことのほうが多いのが ”習いごと” なのではないかと。

結果、私が音楽を教えるという立場で大切にしているのは;
1. どうしたら ”音楽って楽しい♪” と思ってもらえるのか
2. 楽しいって思ってもらえるまでにどうしても必要なことを伝える
(日々の練習の習慣化:これ無くしては楽器を操れるようにはならない)
3. 楽しいって思ってもらえる過程で必要な技術的なテクニック

この順番を常に意識しながら日々生徒たちと向き合っています。

”習いごとのとらえかた” 人それぞれ違うかと思いますが、子どもの習いごとを考える上で少しでも参考になったら嬉しいです。


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