さのすけ作品集その1

もし見た事あるぞ?この作品と思った方。

あなたは別名義の友人です。


設定:遊園地


移動中(渋滞中)

「…んー、やっぱもうちょい早く出るべきだったかー?あ、なあ。その袋からコーヒー取って?…サンキュー。(飲む音)あー。進まねえ…え?まぁ、電車でも良かったけど、さ。なんだ、お前とこうやって話せるじゃん?それに…今日の格好可愛いし、少しでも周りの奴に見られないように…って、あー!俺何言ってんだろ!…早く青になれー…」

園到着

「やっぱ休日は混むなー、と。すいません…前も下も気をつけないとなー…お前はぐれんなよー、って…ほら、あぶない。迷子の前に怪我すんぞ。ほら、手。さっさと並ぼうぜー…手が熱い?仕方ねえだろー俺は元々手汗ひどいのー…耳が赤いのは見逃してください」

園内(ピエロ)

「はじめましてお嬢さん。楽しんでいるかな?…おやおや、頰が僕と一緒だね。楽しくないのかい?…そうか、お友達とはぐれてしまったんだね。泣かないでお嬢さん。僕が涙を拭いてあげる。さあ、僕も一緒にお友達を探してあげよう。そしてこの魔法の国を楽しんでおいで」

園内(食事)

「お待たせー。ごめんね、だいぶ並んでて。いただきまーす。んー、やっぱこういう所で食べると美味しさが増すね!…え、ついてる?え、どこ?ここ?…あー取れた。はは、うっかり…て、君もついてるよ。いや、そっちじゃなくて…ここ。(パクッ)ごちそうさま。なんちゃって」

園内(観覧車)

「…っと、やっと乗れたね。ってだいぶ揺れるね。大丈夫?…そっか。わー夕日が綺麗…あ、ホントだピエロが手振ってる…ふふ、やっとちゃんと笑ってる君が見れた。突然誘ったからダメだったかなって思って…実は、噂を確かめたくて。うん。この観覧車に乗って、キスをした2人は一生結ばれるって話。…試してみたいんだけど…隣に座ってもいい?」


あとがき

いかがでしたか。なんとなく…そこはかとなく感じたでしょうか。私の妄想力を。

これを仕事に…とは難しいとか思いますが、もしも御用の際はお声がけくださいますようお願い申し上げます。

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