
嬉しい気持ちにしてくれた店員さんたちの売り方
お店で買い物や食事をすると、思わず喜んでしまう売り方をされることが時々あります。
僕は、そんな時は「買ってよかった」と思ってしまうし、なんだかいい時間をいただいた気分にもなります。
自分もこんな売り方をできるようになりたいと思いつつ、その売り方に感動した思い出を書いていきます。影響されやすい一大学生生活者の意見です。
1.「さのさんを信じていますので」
パーソナルジムの入会前を検討していたとき、説明を担当してくれたトレーナーさんから言われた言葉です。
ジムの説明を聞き終わった後、別のジムの説明を聞きにいくため帰ろうとした際、ニッコリと言われました。
自分は結構比較検討して買い物をするタイプなので、比較して複数のジムの説明を聞きにいっていました。なので、ジム側からすれば割と逃げる雰囲気があるお客さんだったと思います。
だからこそ、僕が色々と検討した上で最後にはこのジムに選んでくれると信じている、という信頼の言葉を言われてつい嬉しくなってしまいました。そして、この言葉はトレーナーさんが、自分のジムで目標を叶えてあげることができる、という宣言や自信のあらわれとしても捉えられます。
この一言で、一気にこのトレーナーさんの株が上がり、他のジムを見るも、結局戻ってきてしまったのでした。
(このトレーナーさんは説明の際にも、他のジムのサイトを一緒に見ながら比較してくれるなど、すごいセールスマンでした)
2.「よかったら韓国海苔食べませんか?」
ある居酒屋さんにて。友だちと料理をたらふく食べ、最後の飲み物を飲んでいるときに言われた言葉です。
「何か食べられますか?」という風に注文を考えることを客に任せるのではなく、
「かなり満腹」「でもちょっとつまみが欲しい」という状態に最適な「韓国海苔」を、こちらが考え始める前にさっと教えてくれたのです。
ちょうど良すぎて、テンションあがりました。
3.翻訳機能を使ってのメニューの解説@上海
これはトークとかではないのですが、本当に感動した接客でした。
先日、上海旅行に行った際、こちらの火鍋屋さんで食事をしたのですが、店員さんがスマホの翻訳機能で、逐一日本語を見せながら食べ方やメニューの解説をしてくれました。
英語を見せてくれるだけでも十分なのに、自分たちが日本人とわかると一生懸命入力を繰り返しやってくれたのです。
その一生懸命な姿に感動して、追加注文をしてしまいました。なんとストラップのお土産もいただきました。また行ってみたいです。
読んでわかる通りで、僕はおそらく他人よりもノリで買ってしまいやすい危うい性格です。でもこういうやりとりを楽しんだ方が幸せが増える気もしています。実際、いい商品・サービスも受け取っているので。
おわり
余談
・逆によくないなあと思ったのは、「おそらく誰にでも言っていることが想像できて、自分には残念ながら当てはまらない褒め言葉」でした。「わー指長いですね!」とか。(明らかに自分は平均以下のサイズ)嬉しくなかったですねえ......
・こちらのツイートにも割と肯定的な意見が集まっているように見えました。やっぱり熱意や最後のこだわりは大事なんだなと感じます。
電通社員が複合機メーカーにプレゼン行く時、他社プリンタで刷った資料持って行こうとしたら上司に怒られて、プレゼン先の製品で全ッッ部刷り直した話、わりと狂気じみてて忘れられない。
— 伊藤ののこ@felice編集長 (@nonoco_929) November 18, 2019
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