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薬はいっぱいあるから大丈夫だよ

余りテレビを見ない、それでもNHKは少し見る。そんな私だけど先日偶然見たNHKテレビの番組。
女の子アニメキャラのMCチコちゃん。彼女が出す、当たり前と思っている日常生活の中で気付くふとした疑問に、ゲスト回答者が間違えた答えを出してしまうと、やおらこう言い放つのだ。
「ボーッと生きてんじゃねえよ」
これは面白い。スタジオには額が飾られていて「Don't sleep through life」とあるのね。おもしろい。まちがいない。今夜、金曜日放送なのね。

で、私、ボーッと生きてます。すみません。

という季節のご挨拶でこの記事も始まりましたが、
本題に入ります。
職場の友人との話。
友人、とはいってもおっさんなんだけど、町の郊外にある大きなドラッグストアに行く機会が増えたという話を私にしてくれたのね。
言わずもがな私も十分に田舎のおっさんなので、ちょっと思考回路も古く、あのドラッグストアとやらは、薬以外にも生活必需品やらが並んでいるのだけど、概ね婦女子が行くところなのであるという、そんな程度の低い認識はあるのだが、まあそのおっさんも同じで最近まで行ったことはなかったらしい。
それは、まあ田舎の正論です、行く人は行くけどね。
その仲良しのおっさんが先日、奥様に命じられるままイヤイヤながらついて行ったスーパーからの流れで、これまたイヤイヤなながらドラッグストアに入ってみたら、まあ、びっくり、かなり驚いたそうな。
野菜などの生鮮品こそはなかったとはいえ、あれもこれも、たしかに何でもあるんだそうだ。

友「ホント、なんでもあるんですよ、安いし、豆腐や納豆まで普通に売ってる」
私「えっマジで?知らなかった。で、それで」
友「まあびっくり、ビールやら焼酎やらお酒まで売ってるんす」
私「あらあら、薬局でねえ、それで」
友「びっくりしたのが、たばこ、売ってるんすよ。それっていいんですか」
私「え?」
友「ドラッグストアですよ、日本名で薬局ですよ、薬局にたばこ。これほど相性の悪いものはないですよ」
私「呉越同舟
友「ドラッグストアといえども会社ですからね、とりあえず利益は出さないとね。まずは売れなくちゃあね、倫理の議論はその後にしようや、と言う発想ね。」
私「二律背反
友「最近のドラッグストアは薬局とみせかけて実は郊外型中規模コンビニ化を戦略としているらしいからね。」
私「面従腹背
我が社の林修と言われていない私の知的な返しに全く反応しない友は、それでもオチを私に譲ってくれるらしく
友「吸いすぎで体調わるくなったら、また来てくれやっていう」
うーん。
どう落とせばいいのやら。
あ、ひらめいた。
私「ドラッグストアだけに、薬はいっぱいあるぞっていう!」

今日の記事は、すっきりと、落とし込みが出来て良かった。ほっ(笑)
ちなみに、オチがわからずきょとんとしている間に先に行かれ残される事は、喜界島(鬼界島)の俊寛

追記、個人的主観に基づく勝手な感想です。ほとんどのドラッグストアはタバコ販売はしていないようです。