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「no art , no life 」って何だかすごくない?

みんな日本国政府の指導に従って、この週末いい子で家におこもりしてますか。賛否両論あるけれど、今月3月が、国全体に蔓延するかの瀬戸際なのは間違いないのだろうから、ここは頑張って協力しあって、皆で静かにすごしましょうよ。でもこんな時に限って晴天。
さて、そうしてみんな、観てますか?NHK、Eテレ。時々面白い番組やってますよね。なかでも僕が最近気付いて、毎週録画して観ているのが、これ!
よく分かんないけどなんだかすごいっていうこの番組。
「no art, no life」
語りが内田也哉子と言うのも良い。

先週は「戸谷誠」
官能的な女の絵を描き続けている。

(テレビ画面をスマホで撮ったものです。著作権屋さん、ごめんなさい。)

さてその官能的絵画を描く男はといえば、「戸谷誠」。正に、じじいそのもの!
東京西大井に住む75才のじいさんです。収入ゼロ。50才頃奥さんと子供に逃げられましたと。食事をしている部屋も無造作に本が積み上げられて薄暗く貧しく、オレ的にはこのじいさんなんだかめっちゃカッコいいのである。
生来よりエロ本やエロ雑誌、SMマガジン、熱烈投稿、アラーキー、加納典明、友達のじいさんが持っていた春画まで、動画ではない「動かない女」の絵や写真に、異様なまでに拘泥し続けた僕だから、そうしてまた正にビニ本世代の僕、この戸谷誠の絵を観た途端、なぜだかプルプル震えが止まらなくなったのである。臓物をゆさぶる何か熱いもの!

曰わく、
「こんなじじいになりてえ!」