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亡き妻Yを思う

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若い時に死んだ妻Yとの、途切れ途切れになった記憶を、ひとつずつ、つなぎ合わせています。全部つながると、きっと、妻が僕の前に現れてくれます。ニコリと笑いながら現れてくれるはず、、、…
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2016年12月の記事一覧

われ山に向かいて目を挙ぐ 3

日頃のどろどろと蠢く鉄火場の社会に身を窶(やつ)して過呼吸しながら生きていると、時に無性…

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われ山に向かいて目を挙ぐ 2

金子光晴の「老体地獄」という小文を読んでみた。そこにはおかしなそして言い得て妙な一文が中…

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われ山に向かいて目を挙ぐ 1

私はよく泣く。めそめそと、うじうじと泣く。身体は既に老骸となり、心も朽ち果てた今になって…

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