20代、会社はじめました。
みなさん、はじめまして。
今回、はじめて"note"の投稿にチャレンジします。
こうして公の場で私信を表現するのは、高校時代に流行っていた「前略プロフィール」以来かもしれません。
昨年の10月にペルソナという会社を創業した矢先、当社もコロナの影響に巻き込まれてしまいましたが、5月には新入社員を受け入れ、元気に生業を営んでおります。
今回は長年の夢でもあった「起業」にいたった経緯を、自己紹介になぞってかるく書いてみたいと思います。
私は大学を卒業してから、一貫して人材業界に身をおいておりました。
人材業界は起業するには近道なのか?と聞かれることも多いですが、それはどこの環境でも自分次第という結論です。
ですが、人材業界から外に出てみて、客観的に振り返れたものもあるので、それはどこかでまた記事化したいとおもいます。
さて、前置きが長くなりました。簡単に自己紹介をさせていただきます。
2013年、私は旧インテリジェンス(現パーソル)に新卒で入社を致しました。
4月1日の入社式、緊張した心持ちで夜明けを迎えたのですが、その日の日経新聞朝刊の一面は、インテリジェンスがテンプスタッフとの合併を発表した日でした。
インテリジェンス株を保有するファンドからテンプスタッフが安くない買い物をした形で、一部の経営陣を除いては、ほとんど社内にも知らされておりませんでした。
先輩たちからは怒られてしまうかもしれませんが、正直、社内は新卒を受け入れる雰囲気ではなかったと思います笑
今回のコロナほどではないかもしれませんが、そんな痛烈な社会人デビューをしました。
※本社は向かって左の丸ビル28階
そこから企業向けの採用支援に従事し、2年程。
とにかく成長に飢えてました。
今思えば本当に性格が悪いのですが、同期からの飲みの誘いを断りまくり、自分の予算を達成できない月は、締め会(月末にチームで飲みにいくカルチャーが当時あった)すら、拒んでました。結局、先輩に首根っこをつかまれて、飲みの席につくこともしばしば笑
寝食を忘れて、ただただ仕事に没頭していました。
2015年、パーソルの先輩たちが立ち上げた会社(プロシェアリングという業態)の創業メンバーとして参画し、約5年。結果的には200名程の規模になりました。
企業向け、特に経営者向けのプロ人材の紹介やプロジェクトマネジメント、また自社内の組織運営など、たくさんのチャレンジする機会をもらいました。
それはそれは青春時代を回帰するような毎日でした。
経営者と話す機会が多かったり、何もないところからベンチャー企業をつくるという経験が、より起業という選択肢の解像度をあげてくれました。
そして、みんなから背中を押してもらうような形で、2019年に独立をしました。
※最後の送別会
もともと家業はアパレルの零細企業を営んでおり、身近に経営という選択肢はあったと思います。
ですが、残念ながら家業は倒産をしてしまいます。
アパレル商品は低価格・高品質の流れに進み、また中国への工場へ生産を委託していたことから、為替の影響をもろにうけるだけでなく、手形商売でもあるので、決して盤石とは言えないキャッシュフローでした。
共働きだったこともあり、幼少期から待たされていた小さな事務所や買ったばかりのマイホーム。金目のものはほとんどなくなったと思います。
そんな経験を多感な時期と重なったこともあり、両親を恨んだ時期もありました。
ですが、成人に近づくにつれて、両親の想いを背負って自分も起業にチャレンジしたくなりました。
仕事の目標では20代で起業することだけを決めて、起業することが目的になってしまった時期も長かったですが、やっと昨年29歳のタイミングでスタート地点に立つことができました(コロナショックに思い切りつっこむ形となりましたが)。
今回誕生した新しい人格には、"ペルソナ"という名前をつけました。
もともとはラテン語で、「仮面」や「人格」を表すそうです。
今でこそマーケティングや採用におけるシーンで日常的に使われていますが、時代を超えても常に象徴的といわれるような企業を目指したいという思いから、ペルソナと名付けました。
今ではペルソナというゲームが先行しているみたいですが、いつか必ず追い越したいと思います。
第1回目の記事は、所信表明のような内容ですが、今後は定期的に気づきややってよかったことなど、みなさんにとって有意義な時間となれるようなコンテンツを考えていきたいと思います。
どうかこれに懲りず、今後ともよろしくお願い致します!
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