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ロンドンひとり旅行記②印象的なできごと編

#わたしの旅行記
というのを見かけたので
私も便乗し、
18歳でロンドンへひとり旅した時の話をしてみようと思う。
(およそ1週間の小旅行ではあるが)


今回は出国後のこと。
出国までの簡単な経緯はこちらで紹介しています。▼

細かいことまで挙げ始めたらキリがないので
思い出深い出来事をいくつかピックアップし、
分けて紹介する。


◎エッグタルトとドーナツ


観光をして、
宿泊先のホテルへ帰る途中、

最寄りのバス停近くの
エッグタルト屋さんに寄った日がある。

午後7時ごろだった。


9月初旬だったので
この時期のロンドンは日没が日本より遅く、
夜の7時でもひとりで出歩けるほど明るい。


ひとつ買おうと店員さんに声をかけると、

なんとその店員さんが
「コンニチハ」
と日本語を言ってきたのだ。


ニホン!
コンニチハ!
アリガトウ!
サヨナラ!

みたいな感じで
なんだかその場が軽く盛り上がり、
その流れで
もうひとつ、おまけをしてくれた。

閉店時間が近かった、というのもあると思う。

優しいし、嬉しいし、何より楽しい。

でも私ひとりだし、
なんなら実は
エッグタルトを買う少し前に
ハンバーガーやら食べていて
お腹はいっぱい。

でもありがたく、いただくことにした。

左手に、新品の(新品の?)エッグタルト持ちながら
右手に持ったエッグタルトを食べる

という食いしん坊スタイルでいると

今度は通りすがりの男性に声をかけられた。

ドーナツの箱をこちらへ広げてくる。

スピーディーな英語で
何を言ってるのかはわからないが、
どうやら「ひとつ取れ」ということらしい。

必死にジェスチャーで伝えてくる。
で、めっちゃ急かしてくる。

いや、なんだこれ。

慣れない土地と聞き取れない英語、
そして理解できない状況に
私は半分パニック状態。

言われた通りにひとつ取ると
その男性は颯爽と去っていった。

残る私の両手には

食べかけのエッグタルトと
新品の(新品の?)エッグタルトと
裸のドーナツ。


とりあえず辺りが薄暗くなってきたので
私はそれらを抱えてホテルに戻った。


ちなみに、
翌日にかけて全部美味しくいただいた。


…いや、よく食べたよなぁ
って今となっては思う。

得体の知れんドーナツ…(笑)


帰国後、
友達や親にこの話をしたら、
みんな何より
それを食べた私に驚いていた。


っていうのが
ロンドンひとり旅、
最も?印象的な出来事。


ーーーー


〜 余談 〜

そうそう、
エッグタルトのお店のほかにも
日本語で話しかけられることは
数回あって。


私の場合、
欧米の人たちを見ても
アメリカ人か、イギリス人か、
イタリア人か、フランス人か、ドイツ人か…

なんてわからないのだけれど。


みんな、なんで私が日本人ってわかったのだろう。

顔?服装?挙動?


不思議だ。

続く▼

◎観光帰りのアクシデントの話


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