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馬上筒検証を終えて

今回、紅葉台木曽馬牧場様のご協力のもと、馬上筒を馬上で操作できるかの実証実験を行いました。

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以下、実際に馬上で装填など一連の動作をやってみての考察と感想です。

馬上筒の火薬と弾込めは可能と考えますが、走りながらの装填は難しいと思いました。
弾と火薬が一体となっている早合を使えば、もしかすると走行中の装填も出来るかもしれません。
こちらはまだまだ検証する余地がありそうです。
乗馬スキルを磨いてから再挑戦したいと思います。

短筒に関しても、上記と同じで玉薬と弾の装填は馬上でも可能と考えます。

しかし、馬上筒、短筒、(細筒)において共通での問題点がわかりました。

それは口薬の装填です。
馬上で口薬を盛ることは可能ですが、走行中だとその難易度は一気に上がります。

また、仮に口薬を盛ることが出来ても射撃する前には必ず火蓋を切らなければいけません。
走行中においては口薬が風や振動で飛ばされてしまう可能性が大いにあります。

なので実用的な運用方法としては、予め口薬まで装填した状態で騎乗し射撃地点まで駆けていきそこで馬を止めてから火蓋を切り射撃。
そしてまた安全な所へ駆けていく。
そのような運用が現実的かと思いました。
もしくは、火道を大きく開けておき、口薬を使わなくても玉薬に火が移るようにしておけば、まだ走行中の射撃も現実味があります。

それに関してはまだまだ検証の余地ありだと思います。
いずれにしても僕自身の乗馬技術が壊滅的だったため、思い通りに動けませんでした。
乗馬の技術向上に努めつつ、馬上筒についても勉強を続けていこうとおもいます。

簡単ではありますが、今回の検証において僕が考えた結果です。

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終わりに

今回の実験につきましてご協力をいただいた皆様、ありがとうございました。
協力
紅葉台木曽馬牧場 様
佐々木健 様


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