見出し画像

信じられない「ただの水」がバカ売れ?マーケティング戦略で売上300%UP

ただの水が
アメリカで
バカ売れしているのを
ご存知でしょうか?

2021年と比較し
売上高は300%もアップ。

ただの“水”を“売って
売上190億円。
米国発スタートアップ
「Liquid Death」(リキッド・デス)

なぜ、ただの水が
大人気なのでしょうか?

その理由は、たった一つ。

今まで誰も実践しなかった
斬新なマーケティング戦略を
行っているからです。

そのマーケティング戦略とは?
その内容を、詳しくお伝えします。

今回ご紹介する「ただの水」

商品の味や、品質の良さなどは
他社製品との違いはほとんどありません。

純粋に、マーケティング戦略のみで
圧倒的な成果をあげている商品です。

アメリカで大人気の「ただの水」
その人気のワケは…

人々に「ギャップ」を与える
マーケティング戦略です。

この商品には、大きく分けて
2つのギャップがあります。

まず1つ目は
「商品のデザイン」です。

この水は、
缶入りなのですが
まるでビールのような缶の
デザインをしています。

名前も水とは思えない
「リキッド・デス」(死の液体)

このデザインによって

子供が大人の真似を
する飲み物として
大ヒットしています。

2つ目は、
企業イメージ」です。

リキッド・デスの
販売元の企業は

取り扱っている商品が
リキッド・デス(死の液体)
という名前だったり

企業のモチーフが
「血」や「ドクロ」だったりと
かなりヤンチャな
イメージです。

ところが実際は

「ペットボトルを一切使用しない」
「使用した缶は必ずリサイクルする」

といったように
環境問題に
積極的に取り組むことを
宣言している
エコロジックな企業なのです。

このようなギャップが
人々にウケて
今では熱狂的な
ファンも多いリキッド・デス。

繰り返しになりますが
商品は「ただの水」です。

経営において
売上アップのために

商品開発や営業、販売に
力を入れる経営者の方は
多いと思います。

しかし
今回ご紹介した
リキッド・デスのように

・どういった打ち出しをするのか
・どういった見せ方をするか

を変えるだけで、大きく売上が
アップすることもあります。

とはいえ
「どういった打ち出しが良いのか...」
「どういった見せ方が良いのか...」

と感じる方も多いでしょう。

ターゲットによって
その方法は様々です。

だからこそ
「打ち出し」「見せ方」
で売上アップを狙う場合は

ターゲットの隠れたニーズを
発見しなければいけません。

その隠れたニーズを発見するためには
どうすればいいのか。

その隠れたニーズを
発見するためには、
以下のステップが有効です。

ステップ1:顧客リサーチ
まず最初に、ターゲットとなる顧客のリサーチを徹底的に行います。その人々の趣味、興味、価値観、生活習慣などを詳細に把握することが重要です。これにより、顧客が何に興味を持っているのか、何を求めているのかを理解することができます。

ステップ2:深層心理の探求
次に、顧客の意識的な欲求だけでなく、無意識的な欲求や深層心理に迫ることも重要です。これは、心理学的な知見やユーザーインタビューなどを用いて、顧客が本当は何を求めているのか、何に価値を見出しているのかを探求します。

ステップ3:ユニークな価値提案の構築
そして、これらの情報を基に、顧客が本当に求めているもの、つまり「隠れたニーズ」に対応するユニークな価値提案を構築します。これが新しい商品やサービスのコンセプトとなります。

ステップ4:ストーリーテリング
価値提案を伝える際には、単に商品の特徴や機能を列挙するだけではなく、その商品が顧客の生活にどのようにフィットし、どのような価値を提供するのかをストーリーテリングを通じて伝えます。

ステップ5:フィードバックの収集と改善
最後に、商品を市場に投入した後は、顧客からのフィードバックを収集し、それをもとに商品やマーケティング戦略を改善します。これにより、商品やサービスは常に進化し続け、顧客のニーズに更に密着したものとなります。

以上が、「隠れたニーズ」を発見し、
それを活かしたマーケティング戦略を
実行するためのステップです。

これらを順に進めていくことで、
リキッド・デスのような
「ただの水」でも、市場で
差別化し、売上を飛躍的に
伸ばすことが可能となります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?