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リブランディング。男性向けを、女子高生が欲しがる。シーブリーズが8倍売れたSNSマーケティングとは?

前は売れていたのに
売れなくなってきた
なぜ?

時代の変化が
激しくなってきた最近。
「なぜか急に商品が売れなくなる」

という事もザラにあります。

あなたもそんな変化に
悩まされたことがありませんか?

そんな悩みを無くし
常に売れ続けるための
秘訣が一つあります。

それは「リブランディング」です。

「リブランディング」とは

既存の商品のコンセプトや
売り込み方を変えて
新しいターゲットに売り込む方法。

「なんだか難しそう」
「CM打つ会社しかできないのでは?」
など感じる方もいるかもしれませんが

実は、ある考え方を
押さえるだけで
中小企業でも実践できて
すぐに成果に繋がるものです。

今回は、その秘訣を
「リブランディング」で
売上を8倍にした
シーブリーズの
事例からご紹介します。

シーブリーズといえば
制汗剤や汗ふきシートなど
スキンケア商品を販売するブランド。

実は、元々マリンスポーツを楽しむ
若い男性をターゲットの商品でした。

しかし

平成に入り
マリンスポーツの人口減少もあり

「海で使う制汗剤」であるシーブリーズの
売上は減少傾向にありました。

その際に逆転の一手として
「リブランディング」で
売る相手を変えるという事に
挑戦することに。

シーブリーズが
着目した売る相手。

それは
多感な年ごろで汗を気にする
「女子高生」でした。

では、どうやって
男性向け制汗剤を
女子高生に人気が
出るように仕向けたのか。

その答えは、女子高生の
「制汗剤を必要とする
シチュエーション」を
イメージすることでした。

女子高生が最も汗をかく
場面と言えば「部活」です。

そして、汗を気にする場面と
言えば
「好きな男の子に会う時」

この二つを基に
「部活が終わった後、
好きな男の子に会うため」
の制汗剤として
売ることにしました。

このコンセプトを取り入れた
TVCMや動画が多くの
女子高生の印象に残り

シーブリーズの売上は
低迷期の8倍にまで伸びる
V字回復を見せました。

ここまで聞いて

「そんなの大規模なCMを打てる
 大手にしかできないのでは?」

と考える方もいるかもしれません。

実は、10年前であれば
その通りでした。

今はSNSを始めとして
お金をかけずに
宣伝できる手法が
多くあります。

あなたの商品を
買ってくれる人が誰なのか。
その人がどんな考え方をしていて
どんな場面で商品が欲しくなるのか。

これをイメージする
コツを掴むだけで
売上を飛躍的に伸ばす宣伝を
お金をかけずに行う事が出来ます。

ズバリ、SNSマーケティングの
3つのポイントとは?

  1. ターゲットを明確にする: まずは、商品を購入してくれる具体的な顧客像を明確にしましょう。年齢、性別、趣味、ライフスタイルなどを明確にし、彼らが何を求めているのか理解することが大切です。リブランディングにおいても、新しいターゲットを明確に定義することが重要です。

  2. 顧客のエンゲージメントを最大化する: SNSを使って、顧客との対話を促し、関与を深めるためには、エンゲージメントを最大化する必要があります。これは、視覚的に魅力的な投稿、興味深いコンテンツ、インタラクティブな投稿などを通じて達成できます。顧客が商品について語る場を提供し、そのフィードバックを取り入れて商品やブランドを改善することが重要です。

  3. データを活用する: SNSには、ユーザーの行動、嗜好、反応を分析できる多くのデータがあります。これらのデータを活用して、マーケティング戦略を最適化し、顧客へのメッセージをパーソナライズすることが可能です。データを利用してリブランディングの効果を測定し、必要に応じて戦略を修正することが可能です。

これらの3つのポイントを押さえて、SNSを活用すれば、大規模な広告予算がなくても、リブランディングによる売上向上を目指すことができます。これらのポイントは、SNSマーケティングだけでなく、全てのマーケティング戦略において重要な要素です。これらを考慮に入れて戦略を作り上げることで、商品の売上向上とブランドの認知度向上を実現することが可能です。

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