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歌の魅力とイベントの感想

こんにちは、先日歌のイベントを終えたばかりの三宮つばきです。

音楽レーベルの MilkyPopGeneration(通称:ミルジェネ)が主催する『月で逢いましょう』という音楽配信LIVEに2022年1月31日に出演させていただきました。

ミルジェネとは?
所属アーティストは全員AV女優!
「本人と完成させるオリジナル楽曲」・「生歌」・「生バンドLIVE」にこだわり楽曲制作からCD制作、イベント運営まですべてをプロデュースするオンリーワンサブカル音楽レーベル

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イベントの感想

今回はニューカマースペシャルと言うことで初出演の3人がそれぞれ3曲ずつ歌うというイベントでした。

目の前のお客様+配信で見てくださっている方に向けて生演奏で歌っていくのですが、ステージに立つと不思議と緊張はなく逆に注目してほしいというか聴いてほしい気持ちでいっぱいになりました。どうやったら皆の気持ちを歌に集中させられるか?どうやったら魅力的に聴こえるか?そういう事をずっと考えていたような気がします。

私の選んだ3曲は『なごり雪』『ルビーの指輪』『君は薔薇より美しい』でした。関係者全員から「これって自分で選んだの?」の一言を収集しました(笑)

第一にみんなが知ってる曲が良いなと思ったので有名な曲を。それから私が歌っていて楽しいと思える曲、最後にピアノとギターで演奏して自然に聴こえる曲を優先して選びました。

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私自身、歌を聴くのも歌うのも好きなので年代に縛られずいろんな曲を聴いていますが昭和の曲って平成や令和にはない独特の雰囲気がありますよね。すごく素敵だなと思います。

普段友達とカラオケに行っても逆に「知らない」って言われる事が多いので今回は懐メロを歌えてとっても楽しかったです!

ミルジェネの方からは「気にしないで好きなの歌っていいからね」って言われたのでまた機会があったら2000年代の曲を選ぼうと思います。

歌の魅力

芸術は総じて「何かを伝えるため」「何かを表現するため」にあると思います。

短歌や絵画は、歌に比べるとかなり漠然とした表現法だと私は感じます。
説明が少なく受け手の解釈や感受性にゆだねる部分が大きかったり、あるいはある種の教養が無ければ理解することすら難しい時もあります。
しかし見聞きするのは一瞬でとても短時間で受け手に伝えたい事を表現できます。

映画や小説は、歌に比べるとかなり瞭然とした表現法で理解する事にそれほど込み入った教養は必要なく分かりやすくしようと思えばどこままででも説明的な作品が作れます。ただし全てを見終えるまでに時間がかかり受け手はそれらを受け取るために少なくとも1~2時間以上は掛けなければなりません。

他にも芸術といえば、ダンス・クラシック・歌舞伎・漫画・料理と色々ありますが私はこの中で最も効率よく伝えたいことを受け手に表現できるのが歌謡(song)だと思います。

適度に文字(歌詞)があり、文字にできない感情は歌い方で表現し、演奏で雰囲気や情緒を作れて、しかもたった5分で聞き手に届けられる。さらにPVや演出が加わればもっと表現の幅が広がります。

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芸術の中でも歌謡は特にコスパがいいと言えると思います。
その証拠に私たちの生活や文化には常に音楽があって逆に音楽のない瞬間を探す方が難しいくらいです。

もちろん全ての芸術は等しく素晴らしく尊いものです。私も歌と同じくらい小説も好きです。
ただ歌の魅力をあえて説明するとしたら私はこの部分が一番魅力的なところだと感じます。

芸術とエンタメ

芸術は総じて「何かを伝えるため」「何かを表現するため」にあるとさっき書きましたが、現代では芸術はエンタメ(商業)に収束しがちです。

すごく予算をかけて映画を撮るなら沢山のお客さんに観てもらわなければ赤字になってしまうので、表現よりも「売れる事」が優先されたり
歌いたい事、書きたい事、言いたい事、全部正直にそのまま表現しても「それは売れない」「うちでは出せない」と言われればやり直さざるを得なかったり

プロとして職業として芸術を扱うと常にそういうことが付きまといます。
売れるという事は人気がでること、人気がでると言うことは需要に合っていたということなので売り上げを重視するのは全然悪い事ではありませんし、実際問題お金がなければ続けていく事すらできません。

逆に言えば趣味で絵を描くとか歌が好きとかなら全然そういう事は気にしなくていいですよね。昔でいえばニコニコ動画、pixve、今ではYoutubeやTwitterで自分がしたいようになんでも表現できて、もし需要に当てはまれば「え?これがタダで見れるの?」「この人はプロじゃないの!?」と言われる事もしばしば。最近のJ-POPはネットから有名になった方も本当にいっぱいいますよね。

ミルジェネさんはAV女優の中にある「歌うのが楽しい!」という気持ちをとてもうまく引き出してくれる素敵な音楽レーベルだと思います。

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AVも映像芸術といえばそう言えると思いますが、AVって特殊で最終的には全部性欲に収束すると私は思っています。「やりたい表現ができない!」でも「売れた!売れない!」でもなく「抜けるか抜けないか」が一番大事なんですよね。めちゃめちゃ特殊な芸術ですね…

最後に

今日はイベントの感想と、歌について私が思ってることを並べて書いたのですごく長くなってしまいましたがいかがでしたか?
イベントを見てくださった方、芸術についてなにか思う事がある方はぜひコメントで教えてくださいね。

また月でお逢いできたらとてもうれしいです。
あなたの最初で最後の推しになりたい、三宮つばきでした♬

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