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全て僕の責任です。(第14話)

「この度、私の不起訴処分に対する不服申し立てが棄却され、法律上、無罪放免となりました。もう殺人犯と呼ばれる筋合いも、呼ぶ根拠もありません。

そして、これまで私が誹謗中傷されても耐え続けてきたのは、法律上でまだ殺人罪として起訴される可能性が僅かでも残っていたからです。しかし、今はもう可能性が0となりました。

なので、これからの私は断固として戦います。遠慮もしません。徹底的に叩き潰します。根も葉も無い噂話を広げ、私の名誉を大きく毀損させた人には特に容赦しません。


この動画を契機として、俺に対する誹謗中傷が止むことを願っています。ここで皆さんが思いとどまれば、この先に悲しむ人は誰も出ません。しかし、この先も続くようならば、誰一人として得をしないドロドロの争いが待っているだけです。

私はこれまでの数ヶ月間、空き巣被害者であり、傷害まで負わされた被害者であり、検察から不起訴処分にされた身でありながらも、皆さんからの誹謗中傷に対して我慢してきました。

身も心もボロボロにされましたが、それでもグッと堪えてきました。それは正当防衛とはいえ、私の行為によって実際に人が二人も死んでしまったという事実を受け止めてきたからです。

住み慣れた土地を離れ、家族や友人とも別れて、たった一人で生きる道を選びました。それでもまだ私に言いたいことがある方は、ネットでのメッセージや動画での遠回しな主張ではなく、直接、私の目の前で意見をぶつけてください。


もう私は逃げも隠れもしません。住み慣れた実家に再び、戻ろうと思っています。社会のクズと言われないように、再就職もして、ニートからも脱出します。

なので、誹謗中傷することを生きがいにされているような方の為に避ける時間は今より少なくなることでしょう。


では、皆さん。さようなら。」

俺の動画が投稿されると、注目されたのは動画の内容よりも、たった数ヶ月で全くの別人のように変わり果てていた俺の容姿だった。

たった数ヶ月。

見ず知らずの人たちから昼夜問わず叩かれ続ける孤独な生活を送り続けると、人はこんなにも変わり果てるんだという事実が、多くの人間にとてつもない衝撃を与えた。

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