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動かざること山の如し。

トーキョーに来るときは、いつでもお相手するね。

と約束している友達が、この冬も遊びに来てくれたのでホテルステイをしに、OMO5東京大塚by星野リゾートへお邪魔してきた。

お部屋は「やぐらルーム」という秘密基地のような空間。おしゃべりスペースと睡眠スペースが上と下で分かれているので、夜な夜な盛り上がるおしゃべりタイムは、寝具が汚れる心配をせずにちょっとしたモノを摘めて最高。

バストイレが別スペースかつ浴室には洗い場と浴槽がちゃんとあるので、お風呂もゆっくり過ごせて、「お風呂は湯船に浸かりたい!」なわたしにはとてもありがたい空間。

夜中までたくさんおしゃべりをしたので、朝はゆっくり起床。

目が覚めてふと横を見たら、友人はもう起きてた。目が合うと手話で「おはよう」と言ってスマホからわたしへと目線を変えてくれる。

聴者の彼女はどうやら、朝からスマホで動画を見ていたらしい。「さんまりちゃんは寝ていたら特に何も聴こえないと思って」と笑いながらわたしが目覚める30分前から動画を見ていたと教えてくれた。

どんな話にも絶対に手話をつけてくれて、でもってわたしがきこえにくいというところに遠慮なく生きてくれる友人だから、わたしも気兼ねなく補聴器を外してぐーぐーと寝ることができる。

朝食はつけていなかったので、近所のおにぎり専門店「ぼんご」へ。

3.4年ぶりに訪れたお店はえらく混んでいて、わたしがその列に並んでいる間に友達は数ヶ所観光に行ってきた。3時間半くらいかな。

その間、特に文句も言わずにダウンロードしていたドラマを見たりゲームをしたりしているわたしを見たその子は

さんまりちゃんって、文字通り「動かざること山の如し」って感じだよね。ほんっとうに動くことをめんどくさがるよね。

と言って大笑いしていた。(途中何度か交代を提案されたんだけれども、わたしが「いや、動くのめんどくさい」とお断りしたので)

3時間半も並んだおにぎりは想像以上に美味しくて、一人で3つも食べてしまった。ふわっとしたご飯もたっぷりの具も最高に美味しかった。

右から、すじこ、卵黄の醤油漬け、生たらこ

お友達も満足してくれたし、夜ご飯のおにぎりまでゲットできちゃって、ラッキー。しかも、並んでいる時間にドラマsilentの最終話もしっかり視聴できちゃった。

わたしは「〇〇しない」と提案してくるパートナーじゃなくて、互いの世界をそれぞれ楽しんでたまに歩み寄りながら共有できるようなパートナーが欲しいなと思います。

ちなみにこの日会った友人は「奈々役の夏帆ちゃんが手話の合間に見せる表情や息の使い方がさんまりちゃんににてるよねぇ」と言っていました。らしいです。この友達と一緒にいるときは、手話だけになっちゃうタイミングもあります。ちゃんと全部読み取ってくれるし、この子もずっとわたしに手話を交えて話をしてくれます。

そんなわけで、お昼のあったかい時間のほとんどを行列に費やしてしまったけれど、とってもとってもおいしいおにぎりを食べて、友達とたっぷりお話ができたので動きたくないわたし最高、グッジョブな一日になりましたん。

今日もお疲れ様でした☺︎
おやすみなさい。

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