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わたしのかたち〜骨格診断

最近の悩み


手持ちの服や髪型・メイクなどが肌質・体型変化で明らかに調和がとれなくなりました。

なんというか、見窄らしい。

もうすぐ40歳。
ハイウエストパンツとか憧れて、ぽっこりお腹の自分用に作ってみたり、流行りに乗ってドロップショルダーの艶やかな綿サテン生地Tシャツ着たり、

でも見事に冴えないんです。
どう似合わないかというと、
ダラシがない。年齢のわりに品がない。疲労感、生活感が全面に出ている。人生楽しんでいる感じがしない。悲壮感…

こんなに自分のことをけちょんけちょんに言うということは、
「好きだ」、「着ていたい」と思う服だけでは、幸せになっていないということです。わたしの場合。

一生懸命、型紙の勉強をして無理くり作って着ても、幸せに感じないことほど辛いものはないと。

本当に今更ながら、というか30代半ばまではそんなこと気にしなくてもどうにかなっていたと思うんですけど、骨格診断とパーソナルカラーについて調べることにしました。書籍やWEBをもとに。もう今や、検索すればすぐにそれが何かわかるほど情報は溢れているし、本屋さんにもずらっと並んでいます。資格ビジネスとしても立派に存在してます。
自分は自分なりの洞察を加えながら、じっくり勉強していこうかなと思ってます。せっかく服をつくるスキルを身につけているので、自分にあった服というものを模索する一歩として踏み出したいなと。

骨格診断とは

メモとして下記に発祥の経緯と概要を引用しておきます。

1996年、ICBI代表の二神弓子が骨格診断研究家の柘植氏から 「骨格構造によるファッションコーディネート理論」の原型を引き継ぎました。その後数年にわたり二神及びICBIの講師陣が検証を重ね、現在の「骨格診断メソッド」を確立いたしました。
診断結果は「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプ。
まず初めの視覚情報として上重心なのか、下重心なのかなどの重心バランスと身体のラインの特徴を確認します。続いて特徴の出やすい箇所(手首・胸元(胸板)の厚み・腰のライン・膝の大きさと立体感)をボディタッチし、身体の特徴をつかんでいきます。
また、身体の「質感」や「似合うファッションアイテム」をイメージし、診断結果を導きます。

ICBI 骨格診断とは 

既存のファッショコーデネートとは違う理論を掲げているという、比較的新しいファッションコンサルタント分野ですかね。
ファッションコーディネートをもっとパーソナルに、細かく検証という具合でしょうか。

コーディネート
柄、色、素材やアクセサリーなどの調和を考えて服装をととのえること。 ② 機構の各部分の動きを調整し、全体の統一をはかること。

コトバンク

要は、生まれ持った骨格に合わせたスタイリングというものがありますよーということらしいです。
ヘアカットでも美容師さんが骨格に合わせて提案してくれることありますけど、そういうパーソナルなスタイリングをすることで、無理なく素敵なその人らしさを引き出してくれるのと一緒ですね。
診断分類の仕方が微妙に異なる提唱もあるようですが、今回は多くの骨格診断アナリストを輩出しているICBIの方法を基準に学びたいと思います。

骨格+似合うファッション

「骨格ストレート」「骨格ウェーブ」「骨格ナチュラル」なんて、呼び名からしてそういう体型の人を括ってるのかと思いましたが、この名称は骨格に合うファッションで分類してると思えば納得。
「ストレート」なファッションは、直線と縦長を意識したスタイリング、とか。
「ウェーブ」なファッションは、曲線を使って柔らかさやエアリーで立体感を出すスタイリング、とか。
「ナチュラル」なファッションは、ゆったり・ラフなスタイリング、とか。

そして、雑誌やWEB、書籍で情報を探してて感じたこと。
この骨格診断について取り上げている正解ファッションの傾向が、なんというか、赤系雑誌
お綺麗なオフィスレディとかセレブな主婦さんとか、そういう感じ。偏った見方かもしれませんが、フェミニン過ぎてわたしにはとても苦手なカテゴリー。

アパレルブランドの「休日と詩」とか「harvesty」、「nunuforme」とか、こう、一癖二癖ある、コロンとしたフォルムが大好きなんで。
YouTubeで「ゆきふぃるむ」見ては、ゆきさんのようにはなれないものか、ため息をつくばかりです。自分より一つ年上の方なんですけどね。
でも、残念ながらわたしの診断結果によると、まさしく赤系ファッションという苦手なカテゴリーこそ、自分に合うスタイリングのヒントがあるというのです。

骨格ストレート(骨ストさん)の場合

まず、骨格診断してみたら、
わたしは、上半身厚め・腰回り厚め・太もも厚めのメリハリボディの骨格ストレートに該当するそうで、聞こえはいいけど、クラシックなアイテム以外、広範囲でNGアイテムが多い‼︎
基本的に、カッチリ・ジャストサイズ・上品・シンプル・直線的が得意なボディスタイルなんだそうです。ゆきふぃるむ的な恰好はもう、絶望的です。

NGアイテムとその理由〜トップス編

  • ドロップショルダー→厚めの上半身を強調

  • 7分丈の袖→肩から手にかけて、太いところから細くすぼんだ骨格・肉付のため、それを強調してしまい上半身が太く見える

  • フリル、ギャザーなどの装飾→同じく上半身の厚みを強調

  • 首元が詰まったシャツ類→骨格的に首が短めなため、詰まってすっきり見えない

  • シワ加工の生地→筋肉にハリがあるので調和が取れない

  • 薄手生地のシャツ類→肉感を拾うので上半身の厚みを強調

あー…、身に覚えがあります。とっても。
かわいいアイテムほど、かわいくならない!
かわいい=死活、といっても過言ではないほど自分をダメにすることが多い。顔立ちも面長のマニッシュフェイスなので、ことさらにチグハグになります。
あと、Tシャツでもコットンパンツでもアイロンかけた方が絶対的にきれいに見えますね。ハリ感、大事

NGアイテムとその理由〜ボトムス編

  • とろみ素材→落ち感があるけどストンとシルエットが落ちないのは、腰と太もも周りの肉感を拾ってムチムチとする

  • ハイウエスト→骨ストさんは腰位置が高いため、ハイウエストを履くと胴が詰まってみえてバランスが悪い。おなかが間延びする。

  • フレアスカート→横に広がるシルエットアイテムは脚が太く見える上、厚みのある腰周りも余計太く見える

  • ウエストマークがあるパンツ、ウエストゴムボトム→くびれ部分にボリュームを持たせると単に腰周りが太く見える

  • スキニー→ボリューミーな腰と太ももを強調するだけの、最も難しいアイテム、脚が短く見える

  • テーパード・クロップドパンツ→もともとの骨格と肉付きが逆円錐の脚に輪をかけて強調するため、腰回りが大きく見えてバランスが悪い、脚が短く見える

などなどなど…、

気づいていないふりをしてた部分もあって、耳が痛い。
ウェストゴムばーっかり履いてるし…。

ということで、かたちに関しては以上のことが判明しました。
(なんとなく、ガクン)
そして、おかげで作ってはいけないお洋服のパターンも大体把握できました。無駄骨を折らずに済みます。ありがとう。

つぎの記事では、パーソナルカラーについて学びたいと思います。

つづく




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