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おとなの階段のぼる!純喫茶デビュー@カンポスさん

孤独のグルメ気分を味わったことについて

噂では聞いていましたが、店構えからして、まさに純喫茶!扉(ドアではなく)を開けると、店内はほぼ満席の大賑わい。


年配の方が大半を占めていて、おそらくはご近所さん。長らく商店街で愛されてきたことが一目で分かりました。

マスターの奥様とおぼしき方に席へ通され、「狭くて窮屈ですが、よろしいでしょうか?」と一言。いえいえ、4人掛けの席に一人で座らせていただけるなんて、むしろ恐縮です。

席につき対面の壁を見ると、お店の人気メニューベスト3が目に飛び込んできました。

1、クリームソーダ―
2、特製プリン
3、ハンバーグ定食

ベスト3をオーダーしてしまおうかと思ったものの、一旦我慢してメニューが来るのを待ちました。メニューの写真を撮り忘れたのですが、どれも魅力的なラインナップでした。

今回オーダーしたのは、ナポリタンと特製プリン!プリンはSNSでリサーチしていたので迷わず注文(ここがちょっと自分として嫌なんだけども勢いで入る勇気がなく…ご勘弁を)。

ナポリタン、生姜焼き、フライ定食に、ハンバーグ定食。どれも魅力的だったけども、純喫茶=ナポリタンという定番メニューをお願いすることに。

さあさあ、やってきました真っ赤なナポリタン。一口、二口と口に運ぶごとにクセになる味で、目の前にあった粉チーズと絶対に合うと思い、一振り。

当たりでした。玉ねぎ、マッシュルームに、ハム。そして時折、顔を見せるピーマン。どれもが互いの邪魔をせず、かといって存在感がないわけでもなく、個が立っているのに組織としてまとまりのある、ペップ・グアルディオラ時代のバルセロナのような調和を感じることができました。

添えられたサラダのソース、そしてウサギちゃんりんごに、またグッと来ました。手抜きのない一皿でした。

ナポリタンを平らげた後は、お楽しみのぷりん!カスタードの部分も美味しかったのですが、ボクはカラメルの味が好みで、意地汚いと思いつつも何度もスプーンですくっては味わいました。

生クリームも、さくらんぼも、ぷりんを引き立てる要素となっていて、ぷりん、生クリーム、さくらんぼの三位一体感は、ナポリタン同様に、互いを尊重し引き立て合っていました。

ナポリタンも、ぷりんも、どちらも大満足のお味で、奥様の水をサーブするタイミングも、また心地よかったです。もちろん、45年続くお店の雰囲気も居心地が良く、お店の前を通る人や車の姿もまた善しでした。

ここ最近、老舗のラーメン屋さんが閉店することが多く、寂しさを感じていただけに、まちの人に愛されているお店が元気よく営業していることがうれしく、また感動的でもありました。

次回はフライ定食に、クリームソーダ―と心に決めてお店を後にしました。ごちそうさまでした!!

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!

▼喫茶カンポス

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