「落とし穴」という落とし穴
デトックスするんです
上手くいっている。とてつもなく、周囲が上手く回っている。いわゆる、好循環。いい傾向だ。ここから道は二つに分かれるように思う。
傲慢になるか、不安になるか。
なかなか現状のママで、いい流れに乗り続けていこうとは思えないのが人間だ。ボクも、つい、不安になる。
「このままずっと上手くいくはずがない」
ホントに?それは幼い頃から植え付けられた固定概念なのでは?そうは思っても、不安は襲ってくる。落とし穴が待っていると。その考え自体が落とし穴だと気が付かずに。つまり、自分から落とし穴に落ちに行っているのだ。人生が上手く回り続けるはずがない。
大丈夫だ。しっかりやるべきことはやっている。むくむくっと立ち上がってくる不安を味わい、呼吸でデトックスしている。心配はない。
と書きながら、心配ないはず、と打ち直そうとしている。根強い固定観念、こびりついた人生はプラスマイナスという考え方。
「このまま、ずっといい波に乗って、調子に乗り続けてください」
そうアドバイスされたこともあるが、いや、まてよ、と思ってしまう。調子に乗るは悪い意味ではないと分かっていながら、慢心が出てしまったら最後、と結局はネガティブに触れてしまう。
それってやっぱり、苦労は買ってでもしろ、失敗が人を強くする、成功してはいけない、という刷り込みのせいなのだろう。洗脳とまではいわないが、繰り返し言われるとそれが真理のように思えてしまうから怖い。
いいのだ。調子に乗って。それは慢心とか、過信ではない。しっかりとやるべきことをやった上で、いい波に乗ることを意味している。
悪い癖は、自らが落とし穴に向かうこと。そして、あると分かっている落とし穴に落ちることだ。これほどモッタイナイことはない。
自分が作ってきたいい流れ、いいフィーリングがあるならば、大切にすべきなのだ。とここまで書いてきたのは、ふと落とし穴に向かいそうになったからだ。悪い癖だ。
向かう前に踏みとどまれたからいいけど、危うく歩を進めるところだった。危ない、危ない。
今よりも、もっと良くなるために色々なことに取り組んでいるわけだけども、今のいい状態を疑う必要はなく、苦労しようとか、もっと無理をしようと思わなくてもいい。きっと課題は、あちらから勝手にやってくるから。その時に、どうするか。どう感じ、どう味わうか。それが大事。
だから、不安を感じても、見てないふりをしない。そう感じるかと感じて、味わい尽くせばいいのだ。ふふふ。実は、やるやる詐欺をやめると宣言してから、朝晩の2回に呼吸の回数を増やしているのだよ。朝昼晩がマストなので、偉そうには言えないけど、1回が2回に増えただけでかなり気持ちは違う。
お稽古事なのでそう易々と身に着くものではないが、発想法、人生の歩み方は、変わりつつある。そういうフィードバックももらっている。変わりつつある自分をハグしていきたい。
おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!
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