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ボクが我が子を愛する理由

理由なんてないんだけどねについて

そう理由なんてないんですよ。ただただ、好き。愛している。それだけなのです。

でも、どうしても書き残しておきたい。それは満月の日。

月からパワーをもらおうと裏庭に出たボク。そっと出たつもりが付いてきた我が子。

ボーっと眺めるボクの横で、我が子は唐突に手を合わせたのです。何を願っているのだろう。

家に戻るときに、聞いてみたのです。

「世界中の人が幸せに暮らせますよう」ってお願いしたの。

この優しさ。ボクにはない、とてつもない他者への愛。好きなところは、たくさんあるけど、なによりも優しいところが好きなのです。

とにかく負けず嫌いで、頑固で、わがままで、几帳面すぎるほど几帳面で、融通がきかないんだけども、それも含めて好きで……なによりも優しい!

園の工作で七夕飾りにも、こう書いたのです。

「はやくコロナが終わって、みんながえがおになりますように」

ボクだったらオモチャが欲しい、ディズニーランドに遊びに行きたい、たくさんオヤツが食べたい、と私利私欲を書き綴っていたと思いますが、他者へ愛を向けるとは。

我が子を愛することに理由はないんだけど、優しさは素晴らしいし、これからも、成長しても変わらずに周りに優しく、愛を振りまいてほしいなって思ったのでした。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!

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