再会

もう 何者でも無いあの人と
逢いました

もう 恋人ではないし
友達でもない

あの人は
幸せだと 言いました

幸せが そばに 居たから
ただ それだけ

触れた唇は
少し こわばってしまって

あの人の
暗がりの中で いた
あの人の
シルエットだけ
思い出しました

ジンと 胸の奥が
痛くなって

もう 二度と
かえれない 時間に
涙するしか
わたしには なかったのです

嵐が三つ
去りました

#詩 #詩作#言葉#メモ#紡ぐ

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