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えりょん
2024年4月26日 12:57
金色にたゆむそれは夕方が来て夜が来て闇が来て黒いこねこのようなそんなときとても 安心することに 気が付いてわたしは 事あるごとに それを せがんだ聞き分けのない子でごめんなさいいつだって気がつけば私は安心を 欲しがってた
2024年4月12日 16:03
いつか 朽ちようとも普遍は 変わらなく私のそばにありただ 過ごすことのたいくつと 素敵は時々 空虚をみるトルコ ブルサにて
2024年4月8日 17:40
宇宙の 香りが微かに したあの人の足跡をたどってここまで きた扉を開けた時の苔むしたような宇宙の 香りが微かに した
2024年4月4日 13:09
地面に伸びる自分の影を蹴りながらわたしは 歩く改めて地球は気付かせようとするそうだ、回ってるんだぞ、と影を蹴って地面を蹴って生まれた時点で宇宙の歯車に組み込まれている何億光年経とうとも孤独は宇宙の原理 #詩 #詩を書く#ポエム
2024年3月28日 11:14
日没に 冬のおわりを 告げる 匂いが 目前をかすむざわざわと くすぐったいような包み込むあなたはとても 柔らかく突き刺す春の日の 風だった
2024年3月23日 16:06
遠く遠くの大きな大陸の端の小さな漁港でわたしは船に揺られているうみねこのなく声と潮騒だけ船を降りたらきっとアイスクリームを食べようとびきり大きいのをとびきり甘いのをとびきり色鮮やかなのを3つ食べよう楽しくなるとそれでいいんだときおり 意味を考えるそれはとてつもなく 無意味なこと
2024年3月17日 15:19
ここで待つしか すべがない約束は 果たされないことを私は 知っているそれでもここで待つしか すべがない心細くて 泣いてしまいたいいつものようにひとりだけど映画のワンシーンみたいじりじりと つま先が雨に濡れて冷たくなってもそれでもここで待つしか すべがないいつものようにひとりだけど
2024年3月17日 15:13
あっという間に指先から流れていったわたしは大地を踏みしめて誰かの代弁者なのだと思い込んでいるあっという間に指先を伝って流れていった
2024年3月15日 14:33
さかなが はねたときみたいに何かが 奥ではじけた左手に持ったコーラの空き缶が重い私を ある場所へ私の ある場所へ生ぬるい風が吹いているこのままでいいけどこのままではいられない #詩 #詩を書く#詩作#ポエム
2024年3月13日 15:42
こんなふうに笑ったことなんてなかったって、あなたはありきたりな言葉で私を まどわせる遠すぎるあなたはどんなにそばにいたところで距離をはからずにいられない私をさらってゆくことをいつだってできるからと 余裕ぶった笑みで押し返すさよならを 何度経験すれば あなたに 触れられるんだろう #詩 #詩を書く#詩作#ポエム
2024年3月12日 18:14
日が長くなって一日の終わりが 遠いときざわざわする鼓動を飲みこむでもなく 飲みこんで臆することなく意気込むことなくこの 蒼い時間を過ごせるようにわたしは なりたい #詩 #詩を書く#詩作#ポエム
2024年3月6日 20:16
苔むした 青い匂いが近くで 談笑する見知らぬ初老のあの人をつかまえようとした未来は夢うつつで柔らかいままだ #詩 #詩作#詩を書く#ポエム
2024年2月28日 11:37
どこに 繋がるのだろう 混沌の裏側あなたは言った結果を 惜しんで無くならない不安をよそに笑ってただ早く過ぎ去れば いいと守るべきものの端っこだけを 掴んで繋がらない愛しさを罪の深さを幾度 問うても過ちの大きさは 変わらないさようならというのはとても 簡単でそれ以外の言葉を捜すことにこれほどの犠牲を払うなんて わたしは しらなかった #詩 #詩を書く#詩作#ポ