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オジョンセという怪物

以前 「サイコだけど大丈夫」のことを書かせて頂いたのですが      やはりオジョンセについて語りたいという欲求からnoteを書くことにしました。

オジョンセと同じ位の年齢の俳優には(個人的に好きな俳優だけ・・)                チェ・ウォニョン「skyキャッスル」イ・ソンギュン「パラサイト」  ナム・グンミン「ドクタープリズナー」コン・ユ「トッケビ」などがいますが全くタイプが違う

まずオジョンセは

イケメンではない

高身長ではない

個性的な顔立ちではない

ん?これで俳優として大丈夫か? というレベルですが

逆にいうとだからいい

彼の良さは圧倒的な平凡感

ただのおっさんという枠が1番ドンピシャではまる役者

ただのおっさんが自閉症になったり 麻薬のボスになったり

町の地主になったり ありそうでなさそうなキャラに成れるのが

彼が持つ最大の強み

平凡なキャラというのは物語の進行に役に立つがそれ以外はでしゃばってこないものだ。

平凡は所詮平凡というのが一般の役者だろう

オジョンセはそのキャラのストーリーを駄々漏れさせる稀有な役者だ

そう一般の役者では一般で終わってしまうキャラを                  1人の生涯として演じてしまう

完全に化け物だ

本当に視聴者がビビるのは怖い人が怖い役をやることではなく         ただのおっさんAが怖い役をやることだ                 それをギャップと呼ぶか いや それを表現という               彼は完全なる表現者だ

僕の大好きな演者 パク・ユチョンは

圧倒的な他者感を持っている                          それが物語の内容に視聴者を深く引き込ませる                             

オジョンセはその役役で私達の身近にいそうでいない人になる

それが私達に親近感と期待感を同時に与えてくれる

そして物語で良い演技する役者さんという枠を超えて

そのキャラの人生を見せてくれるのだ

もう1度いわせてほしい

ほんとうに

オジョンセは怪物だ

   

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