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中国行く前に必見?!トイレ事情2 習慣って怖いねっていう話

こんにちは!
はるinチャイナです。


前回に引き続きで恐縮なんですが、
中国トイレの思い出を語りたいと思います(笑)


というのも、
日本人の方は気をつけないと出会いやすい災難、


そう、「逆流」です(T_T)


紙は流さない?流せない?


はじめて中国に遊びに行ったのが7年前あたり、
トイレを使うときに
「紙を便器の中に流さない」という鉄則がありました。

当時は水道管の狭さや下水処理の方法などで、
流したらダメなんだなという感覚をもってました。

トイレにはよくお世話になるので、
国外旅行に行く際は、
いつもガイドブックなどでチェックしてる項目(笑)


それから3年後、
上海での留学が始まりました。


わたしの選んだコースは
2人部屋とのことで、
当日までどんな方とシェアするのか知らされていませんでした。


なんせ人生で初めて誰か(家族以外)と暮らすので
1年間という決まった期間ではあるのですが、
やっぱり緊張しますよね。


そんなこんなで部屋に着くと、
どうやら中が騒がしい。


扉を開けると
筋肉質?なガタイの良い
黒髪短髪、背丈のある、顔面の濃ゆい、
おにいさんが、、?


(。´・ω・)ん?
男女OKなの??


と一瞬混乱したのですが、
そのお兄さんの後ろに
青い目、ブロンドロングヘアーのお人形さんみたいな美女が。


2人が対照的すぎて
なんとも不思議な空間。


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「Hi!」という英語で我にもどり、
話を聞いていると、どうやらモンゴル人の兄弟姉妹とのこと。

中国がはじめてなので、
妹を心配してお兄さんが見送りにきてくれたらしい。

よかった、、、(笑)


彼女はわたしよりもお姉さんだったのですが、
とてもかわいらしく純粋な方で
年の差を感じない素敵なレディです。


一緒に暮らしていて
ふと疑問に感じたことがありました。


それが便器のまわりや中に
髪の毛が入っていること。

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わたしは黒髪だったので、
明らかに彼女の髪なのはわかるんです。

トイレとシャワーが一つの部屋になっているので、
髪の毛が落ちることもあると思うのですが、
それにしても多いかなと。。?

そんなある日、トイレから悲鳴が。

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きましたよ
逆流です(T_T)

床がうす茶色の海に(T_T)

なんだろう、、

すっごい嘆いている人がいると、
自分は一緒に叫ばないタイプで
意外と冷静に対応できる性格だということがわかった(笑)

そもそもわいらのお部屋のレベルは高くなく
日本の方が思っているきれいなトイレとは遠い感じなんです。


日本の百貨店にあるトイレがレベル5だとしたら、
レベル1.2とかかな。←伝わりづらいですね(笑)


そもそも便器がうす茶色になってるような古さ、
お部屋全体も年期を感じる素敵じゃないほうのアンティーク調。


トイレがある浴室と
われらのベットがある部屋は若干段差になっているだけで、
茶色の海は広がっていくよどこまでもみたいなつくり。

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わいのお気に入りの石鹸が浮いている
新調したばかりのスリッパが排水溝のあたりで泳いでいる
一体どんなモノで構成されているのか
3秒くらい水の流れを目で追い、速攻で清掃員にCALLしました

これがコロナ期間だったら
彼女はもう国に帰っていただろうか(笑)

しかし原因が知りたい。
こんなことが頻発したら残りの長い上海ライフが耐えられん(T_T)

寮に最初に来た際に
トイレットペーパーは流せるのか、流せないのかを確認しました。
留学生も多いので、
流してもOKのよう!

そうなんです。
4年前の上海はすでに流してもOKなところも出てきまして
逆に新しいトイレに行くたびに
流せるのか?という謎にぶつかるという(笑)

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壁などに「流せるよ」って書いてくれてたら良いのですが、
結局よくわからないときは
無難に備え付けの籠に入れることにしてます。

しかし、ペーパーを使いすぎると詰まりやすいのは変わらないです。
やはり下水管がせまいのかな、、?


彼女もこのことは知っているので、
ペーパーではない?


ということは、思いつくのは髪の毛、、
たしかに髪の毛は分解しにくいから
ペーパーよりも最悪ですよね。


チラッと彼女に聞いてみると

「え?髪の毛はトイレに流すものでしょ?」

(。´・ω・)


え、そうなん??(笑)

え 毎日髪の毛流してたの?!?!


これが俗にいう
文化の壁?←ちがいます(笑)


彼女いわく、
モンゴルでは室内のゴミを
外の公共ゴミ箱に捨てることがあると


そのゴミ箱が蓋のないオープンなタイプなので
野鳥などがその上にやってきた際、
鳥の足に髪の毛が絡む可能性がある。

その鳥が気づかずに巣にもどると、
誤って別の鳥の口に入って傷つけてしまうことがあるかも。

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なので、髪の毛は火で燃やすか便器に流すという2択。

さすがに部屋の中で燃やすのはむずかしいと
便器に流す結論へ!



・・・にゃ、にゃるほど。。。


当時彼女は0から中国語を勉強でしたので、
ここまでの会話は英語:中国語:モンゴル語:ジェスチャー=5:1:1:3
わいの理解力が正しければ
ざっくりこんなストーリーだそう。

めっちゃ動物に優しくて、
理にかなっている、、、

なんだけど、やはりモンゴルと中国では
いろいろ環境がちがうから
このままではいかん、、


拙い英語を駆使して説得を試みまして
今回の逆流のこともあり、
なんとか彼女もヤバいなと感じてくれたよう。
よかった、、、




人の習慣というものは
そんなに容易に変えられないということを
さらに濃度を増した海が待っていることを
そのときは知らない(笑)




まとめますと、

無難に紙(髪)は流さないほうがいい


ありがとうございました~!!(笑)


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