病院で働くと感じること。
※これはあくまでも私個人の意見です。コロナウイルスとは関係ありません。
病院で働き始めて最初の半年くらいは特に多くのことを感じました。だんだんと当たり前になったり、そのことすら気づかずに忙しくしてしまってたんですけど、、忘れる前に記録しておこうと思います。
1. 「お金持ち=幸せ」ではない。
お見舞いや着替えを届けたり、月に一度ほどある面談のため、多くの人は家族・親族が近くに住んでいる病院に入院します。
そう言った理由からたくさんの人が同じ病院に来ます。お金持ちも、生活保護の人も、みんな同じ病院に行きます。(中には政治家等が利用するVIP病院もありますが)
お金がなくても、よく家族・友人がお見舞いに来てくれたり、本人の帰りを待ち望んでくれている人がいる患者さん。
お金があっても、看護師に辛くあたったり、威張っている方は病院内のスタッフからも良く思われないし、家族さんからも煙たがられていたりするわけです。
結局は、人はお金やどんな仕事をしてきたか、よりも「人とどう関わってきたか」がすごく大事だと思った瞬間でした。
2. あなたが今自分の手足が動かせ・目が見え・耳が聞こえるならば、今すぐにやりたことをやろう。
入院する人は健康であったこと、歩けることがどれだけ幸せであったかについておっしゃられる方が多いですね。それと同時に、やらなかったことの後悔をよく聞きます。
人それぞれいろんな事情がありますね。親の介護だったり、子育てだったり、、その一方でみんな健康である期間は限られていて、どんな条件下で生きていても時間だけは皆平等なんです。
やりたくても今すぐにはできないこともたくさんあると思います。だけど、どれだけ小さくてもできることをしてみてください。
できるようにどうすればいいか考えてみてください。そして人より時間がかかっても、やりたかったことは絶対やってみてください。
病院に入院してから後悔することのないようにしたいですね。
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