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一人社長が陥りがちな罠、それを避けるための心構え

独立して一人で起業すると、ほとんどの人が同じような罠にハマります。僕の知り合った方はもれなくほとんど.…。それは、すべての仕事を自分一人でこなそうとする考えです。今回は、一人社長が陥りがちな独立時の罠と、それを回避するための心構えについてお話しします。

こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。

独立時はお金ないから、全て自分でやろうとする

独立したばかりの一人社長は、資金もないし不安も多いものです。そのため、わずかな売上でも少しでも多く利益を残そうと、すべての仕事を自分一人でやってお金を残そうとします。時間はたっぷりあるからと、自分の手を動かすことが一番の儲けだと思うのです。

例えば、私もアパレルで独立した当初、Tシャツにネームを縫い付ける内職様に頼むような作業があるのですが、、売上もなかったので慣れないミシンで二日も三日もひたすら縫い続けていました。そしてこれで大変だったけど3万は稼いだな!などとアホだから有頂天でした。自分でやれば利益が残ると考え、勝者気分に浸っていたのです。しかし、これは非常に近視眼的な未熟な考え方でした。

全て自分でやることはビジネスの組立ての阻害

すべての仕事を自分でやろうとすると、ビジネスの成長に必要な仕組み作りや、事業の改善、人との信頼作りに時間を割くことができなくなります。

また、自分よりも効率の良い人材を雇うことを躊躇してしまい、結果的に事業の発展が滞ってしまうのです。

何よりも自分も何年もそうでしたが、初めて人を雇うと言うのはいろいろ言語化できない心理的な障壁があります。その練習もすごく重要なので、その大事な時間をぜんぜん過ごさずに時間を無駄に使ってしまうからです。

確かに、独立したばかりの時期は給与を払える余裕がないかもしれません。しかし、長期的な視点に立てば、人が自分の代わりに動くことでどれほど経営が安定するかということを思い知る時期が必ずきます。

芸術家など例外もあるが、優れた経営者は人の力を活用する

一部には、芸術家のようにその人が作り出す時間からしか創造物が生まれないという稀なケースもありますが、その芸術家でさえ、作風によってはファクトリーや工房でスタッフを上手に活用しながら、自分の世界観を表現し続けているのです。

ビジネスにおいても同じことが言えます。優れた経営者は、自分しか生み出せない強みに時間を集中投資しながら、他の仕事は適切な人材に任せることができるのです。

自分でやろうとする考えを見直そう

創業時の方の中には「全て自分でやるべき」という考えは間違っていると頭ではわかっているかもしれません。しかし、無意識のうちに自分でやってしまっている部分があるのではないでしょうか。(心理的にどうも前に進めず)

そんな時はどうぞ、一度立ち止まり、自分の仕事のやり方を見直してみましょう。そして、自分の強みを一番活かせる事に時間を集中投下し、他の仕事は信頼できる人材に任せる練習をしてみましょう。

まとめ

一人社長が陥りがちな罠、それは「すべての仕事を自分でやろうとすること」です。この罠を避けるためには、長期的な視点を持ち、自分の強みに集中しながら、適切な人材に依頼することが重要です。

一人で頑張ることも大切ですが、時には仲間の力を借りることで、事業はより大きく成長します(ぜったい)。皆さんも、この心構えを胸に、事業を前進させていってくださいね。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

わがままブランディング 珊瑚

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