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ファッションは何を着るかではない。誰が着るか
今日は「ファッションは何を着るかではない。誰が着るか」という、シソンヌの長谷川さん(芸人さん)の言葉について、私なりの考えをお話しします。
こんにちは。わがままブランディングの珊瑚です。
「誰が」の時代
最近、テレビを観ていたら.…
「洋服を買う時に、胸元にブランドの大きなロゴが"どーーん"と入ってる洋服を買うか?」
というテーマで芸能人が互いに意見を言い合っていました。私はいつからか一切(変態的に)、ロゴが入っている服は身につけなくなったのですが、それはそれとして最後にシソンヌの長谷川さん(芸人さん)の一言にグッときました。
シソンヌ 長谷川さん:
結局最後は、ファッションは何を着るかではなくて…誰が着るかなんですよね。僕も昨日今日ファッション始めた訳じゃないんで…。
心の中で叫びました。
そうそうそうーーーーーーーーーーーーーーーー!
なぜって?これ、ファッションもそうだけど、時代の話だから。
ファッションは表現
まずはファッションで考えてみましょう。
同じ服を着ていてその人から発せられる表現はいろいろです。
「ユニクロの1万円のダウンを着ていても、20-30万のそれなりのところの服にしか見えない人」
「ハイブランドの30万のアウターを来ていても、これ着れる俺ってすごいでしょ!な、ただの自己顕示欲丸出し人間にしか見えない人」
「ハイブランドの30万のアウターを着ていても、普通は成金っぽく見えてもおかしくないのに、ただただ品が良く、センスいい人にしか見えない人」
「すごくいい感じのデザインの服なのに、これ着てれば流行に敏感に見えるでしょという自慢しか伝わってこない人」
そう、洋服はただの道具や日用品に過ぎません。
それを使って自分を表現したり、生活したりするのが私たち。つまり、ファッションは服からその人がにじみ出てしまうんです。
だから結局最後は「誰が着るか」なんです。
ビジネスも表現
そう考えていくとビジネスの世界もまったく同じことが言えます。「何を言うかではなく、誰が言うか」なんです。
私が仕事をしていて思うのは、同じ言葉でも、話す人によって意味がぜんぜん違うということ。例えば、コンサル会社の新入社員で現場になんか行ったことない人に「もっと効率的な方法でユーザーを教育していかないと」とか言われても「???」しか感情の反応のしようがないですよね。
AIの時代だからこそ
いまはAIがどんどん進化して、もっと利用されていく時代です。正解や最適解は今以上にAIが一瞬で出してくれるようになるでしょう。でも、そこからは生まれてこないのが「この人に聞いてみたい..」「この人とつながりたい..」という生身の感情です。
極論を言えば、その「この人..」という存在が重要なのであって答えなんて間違っていてもいいんです。(まじめに)
聞いている人がその人とつながり、仮に答えが間違っていても本人に合った答えを考えるきっかけになればそれでいいんです。
だから「誰が」を磨くんです。
じゃあ、どうすれば「誰が」の部分を磨けるのか。それは、一言では難しい問ですが、だから..これから折に触れて記事にしますね。
あなたが全て
結局のところ、ファッションもビジネスも全て「誰が」なんです。AIが進化しても、人間にしかできない「その人らしさ」は変わらない。
逆に言うと、AIが進化すればするほど、その「誰が」の価値の意味合いは高くなっていくでしょう。
最後に、
ファッションは何を着るかじゃない。誰が着るかです。
その文脈で考えるとどこにでもある安物の服を身につけていても、それが最高にカッコよかったら.…その人はビジネスでも大成功してるとも言えますよね。強引だけど.…
本日も最後まで、ありがとうございました。
わがままブランディング 珊瑚
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