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高い商品を売るなら考えてみて!機能性以外の人間の欲求

高度成長期からすごく時間が経っちゃった今(令和6年)、機能と価格だけではお客さんの心を掴み商品を購入してもらうことが、完全に難しくなっているなーと思うので、今回は私なりの個人的な感覚で、そのお話をします。

こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。

商品は二種類ある、機能的商品と官能的商品

まず商品には大きく分けて二種類の商品があるのを知ってますか?

①機能的商品
②官能的商品

この2種類の商品があります。
機能的商品は、その名の通り機能性を重視した商品、例えばトイレットペーパーやガソリンなど、その機能を十分に発揮してくれれば、さほど細かなこだわりを持たずに購入をしてもらえる商品のことです。また、価格やスペックが競争力ではとにかく重要視されます。

一方、官能的商品は、機能性だけでなく、感性・感覚的な価値や満足度を満たすことを重視した商品です。価格的にも高価格帯が多く安定した粗利率を維持できるタイプの商品です。

人間の欲求と官能的商品

人間は生存欲求や安全欲求が満たされると、必ず官能的なものに価値を感じはじめる生き物だと思います。

生きるための生活環境や、近々の未来に不安を感じなくなると、、そこでムクムクと地面から現れてくるのが自己顕示欲だったり、承認欲求だったり、自己満足だったり、より高次元の安全欲求だったりするのではないでしょうか?(まちがいない)

そうじゃなかったら、燃費の良い軽自動車の100倍もする価格のポルシェやフェラーリ、高級時計のロレックスなどが人気で、且つ価値ある種類は取り合いになるような状況が生まれたりすることに説明がつきません。

究極としてアート作品を考えてみましょう。何億、何十億もの価値が付くアート作品は、言ってしまえば布のキャンバス+絵の具が合わさった物体に過ぎません。しかし、そこにあのような価値(=価格)が付いてしまうのは、人間には官能的なものに価値を感じる何か(いろいろな種類の欲求)が存在するからですよね。。

例えば..

例えば私が長い間携わっていたアパレルの世界の例だと..

仮に全く同じ生地+形のTシャツがあったと仮定します。

一方はごく普通の方がいつも消費をする大型生活品店の販売コーナーで着やすい日常着として980円で販売されている。

また、一方はあるストーリーを持ったその世界では良くし知られる方が、何かの記念で特別にその時だけ数を限って、その方の想いをTシャツに乗せて13000円で販売されている。(これは販売前に予約ですべて完売)

これ、大げさではなくめちゃめちゃ普通にある日常です。
この価格の違い(=粗利の違い)って何なんでしょう.…

まとめ

安定した厚い利益をブランド化で作っていくということは、官能的商品に向かってします人間の消費欲求を意識することがとても大事です。機能性や価格だけでなく、デザインやその商品の存在意義、そういうものを商品に込めることで、顧客の心に響くものや売価はまったく違う次元がそこに生まれるんですよね。

皆さんも、商品作りやブランド作りにトライする際は、そんな官能的商品や人間の消費欲求という事をイメージしながら取り組んでくださいね。。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

わがままブランディング 珊瑚

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