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同じ商品でもパッケージ一つで価値が変わる!パッケージでコケないで!

同じ中身の商品でもパッケージのデザインの良し悪しによって、苦労して取り組んできた商品の成果に、大きな差が出ることって珍しいことではありません。本日は、そんなパッケージデザインが持つ力についてお話ししたいと思います。

こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。

中身が同じでも、パッケージで価値は変わる

仮にまったく同じ中身の商品でも、パッケージのデザインによって商品の価値は大きく変わってしまいます。例えば、センスを感じるシンプルなデザインのパッケージと、安っぽいどこにでもありそうなデザインのパッケージでは、消費者が商品を手に取る前の先入観(無意識レベルの先入観)として、商品を見てもらうスタートラインの位置が全然変わるんです。

見た目デザインへの投資は、売上で回収できる

パッケージデザインに時間や費用を投資をすることで、自分たちが伝えたい相手にちゃんと伝えるときの機会損失を少しでも無くすリスクは回避ができるようになります。

例えばこだわりでコストを掛けながら企画されたオーガニック素材のビスケットがあったとします。

価格も通常の2倍ですが、そういう食材に興味を持つ感度の高いユーザーにはそれに見合ったシンプルで品のいいパッケージデザインに仕上げることができたなら、そういうこだわりの消費をする感度の高いお客様にはその価格(通常の2倍)も何の抵抗感もなく消費をされるでしょう。

でも、それがどこにでもあるセンスを感じない普通にスーパーに売られているような原色使いのお菓子イメージのデザインだったとしたら、、そもそもその制作者の拘り感は、間違った先入観を植え付け伝わらず、、右脳的な先入観イメージx価格ギャップにユーザーは混乱して、素通り商品になる可能性がとても高くなるでしょう。

せいぜい、販売数だけでも流れに乗せるとしたら、拘りのオーガニッククッキーにも関わらず、保存料使いの商品と同じ通常価格で販売するしか流れに乗せる方法はないでしょう。

お客さまの気分を離れさせない為のパッケージ

パッケージデザインは、消費者を迷わさせないで「適正に商品の価値を伝える為の大事な道案内」です。

心をつかむことはもちろん大切ですが、それ以前に適正にモノの価値が伝わらないのでは「価格x価値のミスマッチ」が起こってしまい、特に中身のいい商品ほど売れる為の道案内から迷子にさせてしまうのです。

例えば、高級感を演出したい商品なら、上品で洗練されたデザインが効果的。自然志向の商品なら、やさしくナチュラルなデザインがいいでしょう。商品のコンセプトと価格の高い安いが、ちゃんと右脳レベルで伝わった時、、初めて商品は適正な道を歩きはじめるんですね。

パッケージの軽視は、ビジネスの軽視。

パッケージデザインは、売上アップはもちろんのこと、当たり前の商品を当たり前に売れさせる為に、最後の仕上げとしてものすごく重要な商品の構成要素です。

逆に言うとパッケージまでが苦労して育てた素材の、最後の味付けです。
素材を生かすも殺すも、味付け次第です。

みなさんも、これからパッケージデザインに関わる機会もあると思います。そんな時は、苦労して作り上げた素材を生かすも殺すも、最後の味付けという考え方で、丁寧に且つ斬新に素材を生かす味付けを考えていってください。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます!

わがままブランディング 珊瑚

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