見た目だけじゃない!ブランドの本質と長期的な利益体質の理由
ブランディングというと、ロゴやデザインなど見た目の部分だけを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
でも、ブランドは表面的な見た目よりも、その根底にある考え方や思い、積み重ねてきた歴史など、目に見えない部分こそ重要なんです。今回は、本物のブランドって何?というお話しをしたいと思います。
こんにちは、わがままブランディングの珊瑚です。
見た目が同じでも、本物度は全く違う
例えば、地面に咲いている二つの花を想像してみてください。
表面からの見た目はほとんど同じでも、、
一つは、見た目は美しいけれど、根がしっかりとしていない花。
もう一つは、美しい見た目は同じでも、地中深くまで複雑で頑丈な根を張り巡らせている、表からは想像もできない素晴らしい根をはっている花。
この二つの花は、表からは見分けがつきません。でも、その本質は全く異なる花なんです。
ブランドの見える部分と見えない部分
ブランドもまったく同じことなんです。
(1)地上の花 = 見た目のデザイン(デザインなどビジュアル)
(2)地中の根 = 考え、思い、生き様、積み上げてきた歴史
本当のブランドとは(1)と(2)の両方があって初めて成り立つんです。だからブランディング・デザインは、その花と根の全体を社長さんや会社の方たちと一緒に作り上げていく活動全体のことなんですね。
本物のブランドは長く愛される
一般のお客様から見れば、表面的な花は同じように見えるかもしれません。でも、(1)だけの花と、(1)+(2)の花では、その質が全く違います。
一過性の流行に乗っただけのなんちゃってと、ちゃんとした考えと歴史に基づいて出来上がったブランド。どちらが長く愛されるでしょうか?
答えは明らかですよね。
本物のブランドは、景気や流行など時代や環境が変わっても、ちゃんとお客様に愛され続ける「何か」がそこには滲み出て生まれていくんですよね。
本物のブランドを目指して
私も、仕事をスタートした若い頃は見た目や雰囲気だけを重視したブランディングを正直していたと思います。でも、経験を積むにつれ、やはりそのレベルでは長くは続けていけないし、続いてもいかないという現実を、身に染みて感じざる得ないようになっていきました。
本当に大切なのは、目に見える部分の裏側なんだなーと少しづつ思い知らされました。
皆さんも、ぜひ本物のブランドを目指していってください。ブランドを作ると言うのは簡単なことではありませんが、それは長く安定した経営や利益維持にはとても大切な要素です。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
わがままブランディング 珊瑚
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