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ソルデラのチャリティーボトル。

樽熟成中の2007年から2012年までの6ビンテージが元従業員によって流されてしまった事件がありましたね。

既に瓶詰めされ出荷待ちだった2006年ビンテージの一部からは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを名乗らず、トスカーナIGTとしてリリースされることになりました。

個人的に優良ビンテージである2010年が欲しかったのですが、2010年だけがどうにもこうにも見つからず。後から判明したのは、2010年はすべてチャリティーボトルとして、一般販売はされなかったとのこと。

その2010年が表紙のものですね。左がフルボトル、右はマグナムボトルと思われます。マグナムとダブルマグナムの可能性もありますが、そもそも大樽で熟成されたものはすべて流されたんじゃなかったの?という永遠の疑問はいまだに解決されていません。

実は、そんなチャリティーボトルはその2010年しか存在しないと思っていましたが、2004年のチャリティーボトルがオークションに出品されたようです。


DOCGのピンクの帯封あり。蜜蝋留。

2010年と同じデザインのラベルですが、2004年は"Brunello di Montalcino DOCG"の記載がり、"RISERVA"の表記もありますね。

(あのオッサンこういうとこちゃんとしてたんやな。)

毎年、チャリティーボトルが存在するのかどうかは不明ですが、2004年も非常に良いビンテージですしね。

(俺、2004年はソルデラ畑もインティスティエティ畑も持ってるねん!)

左のペトリウスがマグナムボトルで、ソルデラのBDMR2004はダブルマグナムとなります。オークションの価格は8,000ユーロから16,000ユーロとのこと。1ユーロ158円として126万4千円から252万8千円の間が落札価格として想定されているようです。

フルボトル換算だと31万5千円から63万ですね。

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