今、アルタ・ランガDOCGが激アツです。
DOCG格付けはあくまでも「原産地呼称」ですから、栽培や醸造に関する規定はあれど、DOCG格付けを得て名乗ってるからと言っておいしいワインであるとは限らないのは大前提ですが‥
アルタ・ランガDOCGのスプマンテの評判はいいですね。ロンバルディア州のフランチャコルタDOCGに追い付け、追い越せの勢いヒシヒシと感じます。ピエモンテ州はスプマンテの世界でも天下を奪ろうとしているのかもしれません。
弊社でも取扱いを模索していましたが、こちらのデルテット社のアルタ・ランガDOCGの取扱いを始めました。
品種構成はピノ・ノワール55%にシャルドネ45%。メトード・クラッシコ(シャンパン製法)らしいガスの質量は十分で、ミネラルの風味もありますがシャルドネの果実味もしっかりある。ブラン・ド・ブランと、ブラン・ド・ノワールの混醸的風味もありますね。これはフランチャコルタの好敵手登場という感じ。
まさかネッビオーロ・ダルバDOCにスプマンテの規定があったとは‥。もちろんネッビオーロ種100%からなるロゼ。
赤い果実の風味があり、酸味のみならず、微かな渋味が感じられるのがネッビオーロらしいロゼ。ネッビオーロ種の単一または混醸のロゼはこれまでもあったかと思いますが、予想以上に出来がいいですよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?