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甘エビとイワシとマテ貝と。

需要の回復や、物流費の高騰で鮮魚も高くなりましたが、ひと昔と比較すれば驚くほど新鮮な魚介類が手に入る時代になりましたね。

お刺身定食ではなく前菜盛り合わせとなりました。

マテ貝は初めて食べるんですよ。潮干狩りのニュースを観ては食ってみたいと思ってたので念願です。砂抜きをして粗みじん切りしたニンニクとバター、醤油で味付け。アサリほど出汁を感じるわけでもありませんが、なかなかおいしい。それほど高くもないし、次は中華風にしてもいいかなと。

甘エビも新鮮だとエビの生臭さもなくていいですね。大羽イワシはホワイトバルサミコとオリーブオイル、フェンネルでマリネしてあります。柑橘も加えたベビーリーフのサラダには最近ハマっているサルディーニャのオリーブも入ってます。

Langhe Arneis 2021 Cordero di Montezemolo
ワインはピエモンテのアルネイスからなる白を。アルネイスと言えばロエロ地区ですが、こちらはランゲのアルネイス。サッパリとして清涼感がありますね。クリアなミネラルは張りがあり、心地良い酸味。もう少し柑橘の風味があると嬉しいんだけど、そこはイタリアワイン。お料理の方に柑橘しっかり効かせればそれで解決です。

家族にも好評でした。

〆はシンプルなトマトソースのパスタを。オリーブオイルにニンニクの風味が付いたら作り置きの冷凍ソフリットを。解凍しながら炒め、ほどよくペースト状になったら、ダッデリーニのトマト缶を入れてひと煮立ち。

トマトは皮付きなので皮を外しつつ、コク出しに焦がしバターを。ローリエと鷹の爪も加えて半時間ほど煮込んでソースは完成。パスタはカルボナーラにも使った2,2mmの太麺。今回は茹で加減もばっちりでした。最後にイタパセちらり。

ごちそうさまでした。

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