アキレス腱を切ってよかったことを考えてみる。
アキレス腱を切ってから約1ヶ月が経った。
長かったようであっという間に過ぎたような気もする。
大怪我をしたことでかなりの人に迷惑もかけた。
自分自身のメンタルはだいぶ安定してきて、
今は早く松葉杖を外して歩きたいという思いからリハビリに励む毎日だ。
今日は、自分がアキレス腱を切って、プラスになったことを考えていく。
〜〜アキレス腱を切ってよかったことを考えよう〜〜
1、『世の中には親切な人が思ったよりも存在する』
私の先を行って、ドアを開けてくれる人。
段差を降りるときに落ちないように支えてくれる人。
車椅子借りてこようか?と声をかけてくれる人。
お弁当のゴミを代わりに捨ててくれる人。
そんな優しさを持った人が割と多い。
そのおかげでなんとか仕事復帰もできていると感じた。
2、『家族がいることのありがたさ』
私には父、母の他に姉が二人と兄が一人いる。
実家暮らしであるため、家での不自由は両親のおかげでさほどなく、過保護なのではと思うほど色々助けてもらっている。
仕事や病院への行き帰りも両親や姉、兄に協力してもらい、7月の仕事を終えることができた。朝の6時半に現場入りするのが3日間続いた日には、休日中の兄に助けを求め、夜の23時に終わる仕事では仕事終わりの父に頼んだ。姉にも仕事前に行きだけお願いしたり、運転が得意ではない母も頑張って遠い現場まで運んでくれた。
家族がいること、協力してくれる人が身近にいてくれたことが本当によかった。
3、『コミュニケーションツールのひとつに』
普段話さない人とも怪我をきっかけに話しかけられることが増えた。
「俺も昔やっちゃったことあるんだよね〜」とか、「全治どのくらいなの?」
とかをきっかけに話すようになり、仕事もやりやすくなった気がする。
また、「松葉杖の女」というインパクトも大であるため、初めて行く現場でも
私という人間を覚えてもらいやすくなった。私の業界は顔を覚えてもらうことも大切だと耳が痛いくらい先輩に言われるので良かったのだろう。
4、『治ったらやりたいこと、が増えた』
「歩けるようになったら、何をやろう。」
これを考える時間が圧倒的に増えた。
今までは、また時間ができたら行ってみよう、やってみよう、誘ってみようと
後回しにしていたことも、すぐに実行したいと思うようになった。
つまり、「普通に歩ける」ということのありがたみを人生で初めて身をもって感じたのだ。思い立ったら即行動。怪我が治ったら暫くはこの状態が続くだろう。
早く同期と一緒にライブハウスで爆音の音楽を浴びたいなあ。
5、『映画を見る機会が増えた』
外へ遊びに行けなくもないが松葉杖はしんどいので仕事以外はほぼインドア生活。
この時代は、サブスクのおかげで映画を簡単に見ることができる、ありがたい。
最後に、私がアキレス期間中にみた映画をざっと上げて、終わりたいと思う。
○「きっと、うまくいく」・・・インド映画。3時間くらいあって長いが面白いので飽きずに見れる。劇中に歌のシーンがあったり楽しい。
○「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」・・・将来に困った青年が、林業という職種に出会い、その魅力に取り憑かれていく。伊藤英明さんが渋い。
○「浅田家!」・・・写真好きな父親をもつ二宮和也くんが、浅田家写真集の作成をきっかけに様々な家族の形を写真におさめていく。東日本大震災での出来事も作品中に組み込まれていたり、「家族の在り方」を考えさせられる泣ける映画。
○「ジュラシックワールド 炎の王国」・・・大好きなシリーズ。前作で唯一生き残ったラプトル(ブルー)が大活躍。最新作がつい先日公開されたので絶対に観にいきたい。
さて、松葉杖期間はまだまだ続く。
日々の暮らしに楽しみを見出すことを忘れず
リハビリに励むこととしよう。
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