見出し画像

息子に教えてもらう。

長男は3歳と1ヶ月。
次男は1歳ともうすぐ10ヶ月。

産まれ月の関係で2学年差だけど、年子な2人。

歳が近いとすぐ2人で遊ぶようになって楽よ〜

なんて言われてきたが、おもちゃの取り合いだなんだで喧嘩している時の方が多いのではと思う日々。

いたずらだけは、コソコソと結託してよろしくやっているのに。

毎日毎日怒って諭して宥めすかして励まして笑って一緒に泣いて、子供と一緒に感情のジェットコースターに乗りまくりである。

怒りすぎて反省して、大きな声で怒ってごめんね。と息子たちに言う。

「いいよ。こころの よゆうが ないんだね。」と長男。

「だぃじょーぶっ?いーこいーこ」と次男。

お茶を溢されスープを溢され私のお皿からおかずを盗まれ休まらないご飯時にイライラすると

「ママ わらって〜」と長男。

「にこっ」と次男。

あぁ気を遣わせて申し訳ないな。ごめんよ息子たち。と思うと同時に、いやいやそもそもあなたたちがご飯中にふざけて色んな事しでかすから…とも思ったり。

いやよいやよ、なんでも自分で、聞いて聞いて、抱っこ抱っこ、が、2人分。
特に次男はこれがイヤイヤ期なのか?という時。
長男の時はあまりそういうのがなかったのでよく分からない。
次男も長男もおしゃべりだけど、次男はまだ伝えられる気持ちに限りがあるので伝わらなくてもどかしいのかもしれない。

「ご飯の時間だよ。食器を運んで、椅子に座ろう」
と言うと、長男はタブレットを消してスプーンとフォーク、コップ、ご飯やおかずを運ぶ。
次男はずっとイヤイヤしていたり、食器を運んだり、遊んだり。
いただきますをするよ、と次男を椅子に座らせると、大体は切り替えができず(?)イヤイヤしてお皿を突っ返してくる。
いつものこと。

分かってるけど、積もり積もってイライラが噴火した。幼稚園説明会終わりのお昼ご飯。

おにぎりは冷ましてから出したのに、次男の好きな唐揚げも乗ってるのに、お味噌汁はほら君が突っ返すから溢れてしまった。

「じゃあもう食べなくていい!!!!」

次男に向かって言った。
大きな声に次男は泣いて、どう諭したらいいかとかどうすればよかったのか頭には浮かんでくるのに心は全く理性的になれなかった。
数秒立ち尽くしてしまった。

「あちゃち、ほらみてごらん もうあっつくないよ」

長男が自分のおにぎりをペタペタ触って次男に見せていた。
それを見た次男はおずおずとおにぎりに手を伸ばしてご飯を食べ始めた。

すごいな、と思った。
ありがたいなと思った。
あぁでもそれはママの役目なのにごめんよとも思った。
長男の成長にただただ驚いた。

「ありがとう、君のそういうところ素敵だし大好きよ」

と言って私も席についた。
次男にはまた、大きな声で怒ってごめんと謝ると、だぃじょーぶ?と首を傾げていた。

あぁもう、本当に

「なぁんで君たちはそんなに可愛いんだろうね」

きっと色んな意味で我が子だから、以外に私は言葉を見つけられない。




この記事が参加している募集

#育児日記

49,460件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?