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推しと対局してめくりあいしたい

推しと対局してめくりあいしたい したくない?(ゴリ押し)


 一昨日、初めて雀荘でやってる麻雀の大会に参加した。千葉県みのり台健康麻雀センターさんで開催された浅井堂岐雀王ゲストの大会で、前日の夜までうだうだ迷っていたのだが時間が空いていたので参加を決めた。告知があってからずっと行きたいなぁ行かなきゃなぁ流石に厳しいかなぁと考えていて、前日に悩んで、翌日の自分を惨めな存在にさせてでも行きたいなと思ったので思い切って電話してみることにした。正直無茶。無茶であるので秒速で後悔して、そんな状態なのに人に認識されたくなくて人生一適当な名前で大会に登録した。本当に営業ギリギリに電話したので、かなり深夜テンションだった。

 とはいえ、一人で存在しても本当に君何しに来たの?of the lifeになることが目に見えていたので、親しくしてくださっているフォロワーさんに事前に、よろしくお願いしますとご連絡をした。それで当日も優しく話しかけてくださったのだから、本当にフォロワーさんはみんなとんでもなく優しい。
当日、妙に伊達眼鏡をかけていたのも、正直あった人に気づかれたくなかったし、次会うときに忘れてもらいたいからだった。本当に大ちょんぼかましてしまったらどうしよう、いや麻雀中のチョンボならまだいい方でなんか致命的な無知とやらかしをして、雀荘出禁!もう二度と麻雀イベント行けねぇ穴があったら入りたい!(慟哭)になることをただただ恐れていた。そうでなくても今日と明日を切り離してもらえるように顔の印象をぼかしたかった。まぁ当然伊達眼鏡程度じゃ普通に気づかれるんだけど。じゃあ行くなよ。

 私の麻雀スキルはというと、雀魂をやっているからルールはわかる、点数計算はできない、リア麻経験は二回(二回ともフォロワーさんにくんでいただいた初心者向けセット)という状況だった。点数計算に関しては本当にできないのでもう延々と役満狙いしてようかと思ったが、それを話したら親切なフォロワーさんに「そっちのほうがヤバイやつだからやめろ」と教えていただいたのでそんな馬鹿な目論見はやめ、チートイツとピンフ系の点数だけ頭に叩き込んだ。万が一本当にみんな点数計算バリバリできて、おまえできないのマジ?????何しに来たん??????みたいな雰囲気だったとしても、ピンフかチートイツ系なら一応答えられるというのが励みになった。役牌?鳴かないです(強い意志)(鳴きました)

 しかし、当然ながらというべきか意外にもというべきか、私が異常に恐怖していただけで、流石にそんな怖な雰囲気ではなかった。ガチな方は多かったけど、それとこれとは別だった。目を合わせた瞬間初心者ですすみません!!宣言をかましていった初心者にも本当に皆さん優しくて、点数計算は私がどうこうする前に全て教えていただいた。皆様、本当にありがとうございます。精進します。3回目のリア麻、初めての知らない人とのリア麻は本当にたくさん気になったことや反省があったんですけど、それは後述。

 さて、肝心の麻雀である。私の雀力はというと運だけで雀傑にはなれた程度の、勘を武器に戦うファイターである。つまり、麻雀が下手なのだが下手とかいうのは最早どうでも良くて、自分が果たしてどういう手を組んでいたのか他人の和了はどうだったか点棒の移動もろもろ、何も覚えていない。何局目だったかすら覚えていない。くやしい!!!!!!!!!覚えていないなんて!!!!!!!!!!!せっかく横に推しがいたというのに!!!!!浅井堂岐の麻雀を間近で見ていたというのに!!!!!!!!!!!!!なんにも!!!!!!!!!!

 本当にインターネット麻雀のありがたみをここで実感した。インターネット麻雀は何も覚えてなくても牌譜が残る。友人戦は全部お気に入りにぶち込んであるので、いつでも見返せる。何もしなくても残るなら、そりゃ覚える習慣もなければ、効率よく覚えることもできないわけで。クソ!!!!!!!!!!麻雀勉強します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 なので本当に自分の手牌のかすかな記憶しかないわけだが、そのかすかな記憶すら失うには惜しいのでここに記します(本題)。

 今回の大会は全5回戦45分打ち切り(+1局が正しいとフォロワーさんに聞いた。違いはよくわからない)で、必ず一回はゲストと同卓できる仕様だった。私は、なんと一戦目に浅井堂岐プロと同卓。一戦目!?!?!?!?!?!?
 ぶっちゃけ雀卓の使い方も怪しいので一戦目に聞くしかねえとおもってたのに、それどころじゃなくなった。いや、推しと同卓だけどそれどころじゃなく初心者というべきか。自動配牌ならもう少し多分わかってたと思うんだけど、手積みだったんです(言い訳)あの真ん中のサイコロの意味忘れてて...…(二戦目か三戦目に人に聞いて理解しました。スムーズにできたとはいってない)。初心者なんです、点数計算できません、手積みの雀卓の使い方もわかってませんと他の同卓者二人に謝って、「とりあえず点数計算なんて16000オールって申告してそこから減らせばいいんですよ」と優しく冗談で返していただいて、ちゃんと私のできなさを察したお二人はスムーズに進められるようここから取るんですよ〜というのを最後までずっと教えてくださった。いやこれに関しては浅井雀王もそうだった。推しにクソガキの介護させるな。ありがとうございました。

 麻雀の話をかきます。
 この同卓した一戦目、実は最終的にはここが一番あがれてた。全ての点数移動は覚えていないので辻褄が合わないと思いますがご了承を。

 何局目か記憶にないが割と早めの局で、ドラドラの配牌が来た。ドラドラ!(西)鳴こうか鳴くまいかなやんだ気がするから、もしかして東3局だろうか(起家)。でも結局声が出なくて一枚目の西を鳴けなくて、七対子かなあメンツ手かなあとうだうだしてる間に、実は六巡目くらいに聴牌していた。聴牌打牌は3mか4mで、リーチするにはちょっとむずそう。なにか字牌持ってきたらリーチ打てばいいんじゃないかと思い、3mを縦にきる。次順のツモ牌は3m。うっっそだろ!!!!!と思ったが仕方ないのでツモ切り。その次はなんか真ん中の牌を引いてきてツモ切り、その次に引いたのが1m。4m切りリーチで1m単騎。切り出しは普通に字牌でそんなに七対子ですけど何か????って河ではないし、いいのでは。思い切り3m4mのターツ落としてるし!(これがどういう判断になるのかは理解してません)

 いけー!!!REACH!!!
 本日始めての発声!(たぶん)4mを横に置く!どうでもいいけどリーチするとき手の中で横に回す動作大好きです無限にリーチしたい。
特に鳴かれることもなく、リーチ一発目のツモは!4m!ウッソだろ(二回目)内心萎え萎えの苗🌱になっていたが、素知らぬ顔でツモ切る。チートイツはこういう事がよくあるのはわかるけど、マジでなえなえのしなしなに気分はなっていた。でも多分4mでリーチはしない無理です私には。結局1mを暗刻で持っていた対面さんから打ち出されてロン!8000!七対子だとは思っていなかったらしく、そこはちょっと小癪な脳内が上手くハマった形になった。浅井プロも七対子っぽくないもんねーと言っててちょっと嬉しい。狙いは決まった!(一発つも逃してますけど)
 ちなみに下家さんも追っかけリーチしてて1m頭ハネでした。頭ハネするの実績解除。されたくはない。

 そしてこの後、副露してた対面さんに二段目で8000放銃した記憶があるけど、その手を全く覚えていない。ドラ3って言われた気はするからタンヤオドラ3とかだろうか。何も考えずに自分の手を進めていた。リーチ来ないと降りられないので。

 そしてまた何局か進んだあと良さげ手牌がきた(覚えてない)。なんかすごくうまいこと手牌を整えられて、369pリーチ!
 9pを一発で掴まれた下家さんからロン!リーチ一発ピンフドラ1とかそんな感じだったけど詳細は忘れた。8000!わーい。

 ここまで、浅井雀王からは二回くらいリーチが入ったが流局におわっていた。リーチを受けたとき自分がどんな手牌だったか覚えていないが、とにかく全然惜しくなかったので全力で降りていた。だって打ちたくはない。フォロワーさんの二向聴はおり、の言葉が響く。降ります!私はあまりに初心者なので、リーチに降りきれただけでも正直嬉しくなれる。手詰まって適当にひねり出した牌が通るのも嬉しいし、手詰まらずに降りきれたらもっと嬉しい。初心者です。

 なんだかんだ8000あがって8000うって8000あがった私が小さいトップ目だった。多分。結果から逆算するに30000点くらいの。ハリボテのトップ、でも一応トップだったのでトップでおわれたらいいな〜と淡く期待していた南3局。
 配牌で南トイツ。役牌だ!!!!!!!鳴きたい!!!!!!!!!
 第一ツモで東もトイツになり、ほかもめちゃくちゃいい形。何シャンテンとか言う概念を数えられないんでわかりませんが、体感配牌二向聴位の良い手だった。とにかく。

 この手を見たときの私の第一感は南!!!!!!!鳴きたい!!!!!!!!!だった。鳴きたい。なのに待てど暮らせど南が出てこない。南〜〜〜〜〜〜〜どこ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!それでも普通に有効牌を引いて、素直に進めていたら、五巡目あたりで聴牌した。東南のシャンポンで。しかし、私はなんと自分の手牌が聴牌していることに気づかなかった。よわよわである。言い訳をするなら、最初からずっと南をなきたい!!!!!!!!としか考えてなかったので、南をなけていないのに聴牌してるなんて思いもしなかったのである。聴牌したのに普通に気づかず打牌。そして、南ポンしたいな〜ワクワクと考えながら一周巡ったあとにふと気づいた。あれ?聴牌してない?

 してる(現実)。聴牌してるなんて思ってなかったので、思考回路がバグる。あれリーチしたほうがいいのかな、でも微差だけど点数持ってるから打って着順落としたくないな、そもそも南だったらリーチしなくても和了れるんだよな、でも一枚切れの東がポロッと出てきてロンできないのは痛くない?誰かこのときの私にあったら、聴牌即リー!!!!!!!!!!って大声で叫んであげてほしい。俺ならそうする。

 一瞬考えて、でも放銃するほうがやだなと思って牌を変わらず縦においた。その間も考える。これは、リーチしたほうがいいのでは?東和了れないは流石に痛すぎる気がする。リーチツモ南ドラも一枚くらいあったはず。いい加点なのでは?でも南ドラで交わせるならそれでもいいじゃん。わかんない!!!!!と一人脳内でジタバタしてたら、左から放送越しに聞き慣れに聞き慣れた「リーチ」が聞こえてきた。

 リーチ発声ホント好き(情緒不安定)
 浅井雀王からのリーチ。二段目の真ん中くらいで、普通の手を組んでそうなリーチ。リーチモーションと1000点棒をみとどけて、山に手を伸ばす。リーチを受けて一発目に持ってきたのは、全くの無筋だった。なんか脳内で7sになってるけど本当に7sかは怪しい。

 無筋。これを押すならリーチだ。東であがれないのはきついしなんでそんなの押してんの?って話だから。でも、完全な安牌ではないとはいえ1枚切れの東はかなり通りそうに見えた。リーチも仕掛けも入ってないのに、メンツ手でなんでもないただの東単騎で宣誓リーチを打つ必要がどれくらいあるだろうか。なさそう。ならば七対子なんだけど、直感的には七対子よりメンツ手っぽく思えた。だから東は通るんじゃないか。無筋で追っかけリーチを打つか、東東と並べるか。

 逡巡して、私は東を切った。雀魂なら無筋ぶち込んでた気がする。でも、リーチ一発目に全くの無筋を押して「どんな手から打ってんの?」ってなるのが嫌だった。どうせそんなこと考えずとも下手くそのくせに。降りれるだろう牌があったのも降りに向かった要因だと思う。もし、1枚も安牌なかったらどうせわからないからリーチしてた。2枚凌げばあとは降りられそうだったから。

 そうして背中を向けて逃げ出した私の次のツモ牌は、南。一瞬頭を殴られたくらい衝撃を受けた。この無筋を押していたら、は結果論である。結果論だけど。衝撃で口内を強くかんだからいまめちゃくちゃ口内炎できてる。痛い。のがしたツモ!でも東を切ったからには東しかないし、まだ、回れる。

 そこからなんとかしてもう一回聴牌を取りたい私に降りかかる当然のツモ。リーチツモその他諸々、30006000。流石である。浴びれて嬉しい。

 でも、その手が開けられたとき、本当にああ立直しておけばよかったなと思った。
 せっかく同卓したのにずっと降りてばかりで、たたかえなかった。勿論二向聴から無理に押すのは無理だけど、それとはわけが違う。聴牌していたんだから、そこにぶつけるのは別に多分、恥ずかしい選択ではない。正解は知らないけど。そもそも即リーしてたら良かったんじゃん。気づかなかったのは雀力不足だからしょうがないけれど。

 背中を向いて逃げるんじゃなくて、一歩踏み込んでめくりあいしたかったなと、3000点だか3100点だかを払いながら考える。もしリーチしてたら一発ツモは本当に結果論すぎるけど、でもたとえツモれなくても放銃してもいいから、めくりあいをするべきだった、痺れる(僕だけ)めくりあいをしたかった!よわよわである。どうせその場で一番下手なんだから、無邪気に無筋ぶち込んで「聴牌してたから打っちゃいましたアハハ」って笑っておけばよかったのに!

 この日、麻雀の判断として間違えたところはほんとうにたくさんあったけれど、リーチできなかったことが一番悔しかった。1回もトップ取れなかったけど、そんなことよりめくりあい、する勇気持てたら良かったなあ。今度機会があれば、次は放銃してもいいからリーチしようとおもう。

 オーラスは4人ノーテンで、2着。
 結局この日は23433。段々と麻雀の進め方にも慣れて、4戦目とかはそれなりにスムーズに麻雀できたと思う。

 長くなったので初めての大会の反省点とわからなかったことを最後に
・上家のリーチ後副露後どれくらい待ったらツモっていいのかわからなかった。流石に打牌はまったけど、打牌のあと1000点棒を出したり副露牌を寄せたり、それを待つべきなのか待たないべきなのかわからなかった。基本的にせっかちなのでどんどんつもりたくなっちゃうから、先ヅモ気味になっていないかとても心配。でも、見届けるのもおそすぎるはず。こういうのどこかで学びたい
・最初にこうしたいと強く思うと他の選択肢を見落とすので柔軟に。
・無限にドラ表をめくるのをわすれていた。気をつける。
・それからリーチ和了後の裏ドラも1回も自分でめくれなかった。裏ドラをめくる習慣ってのが驚くほどない。これはインターネット麻雀に裏ドラめくる動作がなくて、リザルト画面で勝手に決まってる影響だと思う。裏ドラは自分でめくる。
・点数計算はこれから頑張る

 初めてなのにとても楽しく過ごすことができて、本当に改めて優しく接してくださった皆様に感謝を述べたい。ありがとうございました。

 それから、めくりあいが出来なかったのが本当に心残りなので、絶対にまたいつかこういうイベントに行って浅井堂岐雀王と戦いたいと思う。それまで、少しでもスムーズに周囲に迷惑をかけず、かつもっと強くなれるよう、たくさん麻雀を勉強したい。麻雀、楽しい!


雀王様はいいぞ



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