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私の思い込み-結局私は幸せになれない①

私の思い込みシリーズ
私は愛されない
優しい人は、後で私を傷つける
結局私は幸せになれない

何を言ってるのか……と思われるでしょうか。
それとも、わかる~!と思われるでしょうか。
意外に、わかる!という方も多いと思います。

この"思い込みシリーズ"では、私が持っていた思い込みをどんなふうにして手放していったか、そのストーリーをご紹介したいと思います。


 今の彼との出来事です。マッチングするまでは、軽快にトークが進みました。毎度のことですが、特に私が気に入った方とのアプリ内でのトークはものすごく弾む私。軽快にトークが進むとやっぱりあってみたくなる。もっと興味がわくもの。心地いいテンポ、ナチュラルな会話、ナチュラルな中にもストレートな質問、それさえも心地いい!そんなひと、いないですよね!
彼の言葉も私の言葉もいつも優しさに包まれてた。
会ってみたい。
その週末、私達はアプリで会うことにしました。


その日は、彼の地元に招待してもらい、連れていきたいお店、私に見せたい景色をたくさん考えて案内してもらいました。
彼とはじめて食べたのは、駅前のピザ屋さん。レトロな空間でオリジナルなピザ!空間にも楽しさを感じながら心地いい。
互いにピザの端と端を押さえて、相手が食べやすいように気遣う。
その気遣いが、心地いい。同じタイミングで相手を思ってできるしぐさ。
もう、何とも言えない幸福感をデート冒頭に味わう私。

その後も、その町のいいところをずっと紹介してくれ、海岸をおりて、海辺で腰かけて長話。真面目な話もちょうどよく冗談もはいって。
どうしよう。心地いい!
これまでにない出会いに、わたしは彼との感覚の良さに、私はずっと酔っていた。全てが愛おしく、可愛く、私達は町の自然丸ごとに祝福されてるような気さえするくらいHappyだった。
帰りの電車を待つ駅で、告白され、申し込まれて、おつきあいすることに。

こんなに素敵な一日を過ごした私。
でも、私の心に、過去の私は、アドバイスしてくるのです。
ほんとうに、ふと、ふと、
本当にあの人で大丈夫?
ほんと?
優しすぎない?

私の過去の経験から
優しい人は、初めはすっごく優しいのに、あとからすごいいろんなことを言ってくる。このままリラックスして、信じて大丈夫?そして大丈夫と思って相手もその気にして、本当に大丈夫?嫌にならない?相手を怒らせない?
大丈夫?好きでいられる?


もうそうなると、冷静になれない。
大丈夫か?という目線で見ると、彼の優しさはすべて恐怖。
これから怖いことが起きる前兆にしか見えない。

気遣ってくれる言葉に、気持ちが縮こまる。
彼が楽しく過ごせるように会話をしてくれる姿に、もういいです
引きたくなる私。

一変。

どうしようどうしよう
どうしたらいいの
わたし、どうしたらいいの?

ずっとこうだった。
ずっと知り合うと、怖くなる。
優しいと、なおのこと、怖くなる。
もっとワンマンの人のほうが、そんなことを感じさせずに
私を引きずり回してくれる。
優しい人が怖い。
相手を傷つけかねない。
それで怖くなって、逃げ出してきた。
ブロックしたり、お断りしたり。
いいかどうかもわからず。




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