野良スナネコ

心理学・哲学・会話など本で読んだり自分で考えたことを記事にします。 最近のメインコンテ…

野良スナネコ

心理学・哲学・会話など本で読んだり自分で考えたことを記事にします。 最近のメインコンテンツはひねくれ哲学と心理学。 Twitter 文系用→https://twitter.com/SandyCityKitty 理系用→https://twitter.com/WhyRabIt

マガジン

  • ひねくれた考えシリーズ

  • つかなん学(MBTI等)

    使えるものは何でも使え。非科学的でも、胡散臭くても、それなりに使えると思ったならば貴方の助けになると思うから。 ここではMBTIなどの心理学を主軸にしているよ。

  • てつがく!

    自分が勉強した哲学の内容を共有するのーとりすと。 普通に調べるより色々情報はのっている。(多分)

最近の記事

『努力』という言葉が異常に嫌いな私が、努力に代わる言葉を考える

「知之者不如好之者、好之者不如樂之者」 (孔子『論語 雍也第六』より) このnote努力が嫌いな者の叫びではなく、努力という言葉でまとめられてしまう様々な趣味を救い出すための一歩である。 この記事にたどり着いた人は一度は思ったことがあると思う。 なぜ苦労している人物と一緒くたにされなければならないのか。努力という言葉に落とし込まれることで、まるでそこには苦痛があったように見えてしまうではないか。努力などするつもりもない。ただ楽しいか等やっていだけなんだ。まるで嫌がっていた

    • 自己分析を新しく考える

      最近の自己分析は過去の分析のことばかりで、今の自分がどうするべきかを分かるためのツールになっていない。もちろん、過去の自分を使って将来出来そうなことをやっていくのは良いと思う。適性検査という意味でね。 ただ、それじゃ意味がない。出来そうなことより、目指したいことを決めてから過去の分析はやるべきだと思う。 どうして、出来そうなことだけ考えて楽しい未来を作れるだろうか?いや、困難だ。 だから、戦略において、多少無茶な目標設定を行うのと同じように、今から考える自己分析は達成方法を

      • AI流空気の読み方

        ひねくれた考え方シリーズ第二弾 空気を読める人(自称)が『空気の読める』皆様のために記す空気の読み方。空気は読めても最近自分の感情がよくわからないなぁ。と思うAI志望の方には共感いただける記事になっていると思います。楽しんでいってね。 ちなみに、ちゃんと空気の読み方は書いてあるよ。普通の方も読んでね:) 大雑把なまとめ 空気を読むこととは、まさしく『空気』になること。自分の意志ではなく、その集団の考えや価値観にしたがって発言を繰り返すこと。 このような振る舞いを続ける

        • アニメキャラクターを性格分析しながら鑑賞する楽しみ方(性格類型論

          アニメとか小説を楽しみながら、性格を分析してより楽しもう!って話。キャラクターの性格がわかると、色々語りやすく為る……ハズ。日頃から相手の性格とかを分析してしまう人はぜひ読んでいって下さい。多分楽しめると思います。 ここでは、ユング心理学を使った性格類型論をつかって考えていきます。 ただ、難しいところには余り触れずさらーっと解説してきます。なので、良く就活とかで使われるMBTIとそれをちょっと発展させた心理機能を使って説明する予定。 その心理機能をつかってキャラクターを分析

        『努力』という言葉が異常に嫌いな私が、努力に代わる言葉を考える

        マガジン

        • ひねくれた考えシリーズ
          4本
        • つかなん学(MBTI等)
          2本
        • てつがく!
          1本

        記事

          ひとかじり哲学(トマス・アクィナス編)

          普段なら絶対聞かない話をちょっと軽い感じで説明していこうの会。 今回は12世紀ルネサンスに再浸透したすごい哲学者ことアリストテレスさんの考えや、その考えを利用してキリスト教を合理的に捉えたトマス・アクィナスさんのお話。 かなり内容を省略・解釈しているため、実際のものと異なる可能性もある。ご用心されたし。 大雑把なまとめ12世紀ルネサンスでイスラム圏から色んな文化がはいってきてヨーロッパの文化が発達したよ! 中でもイスラム圏の哲学者が改良したアリストテレスの哲学はヨーロッパ

          ひとかじり哲学(トマス・アクィナス編)

          「"好き"とか言う感情なんてあるべきなのか?」という話

          この記事を読む前にここでは恋愛とか心理学とかにそこまで詳しくない人が恋愛について語っている。正直、モテたいとか、恋愛したいって思っているなら読まないほうが良いと思う。ゲンナリしちゃうぞ。 ただ、恋愛というものに否定的だったり、筆者と同じく「好きってなんですか」って思っている方がいるのも事実だと思う。 そこで、そんな方々向けに"好き"ってどんな感情なのか、本当に必要なのか、どうやって扱っているのか。そんな話をさせてほしい。 まとめ 恋愛感情は天国に昼と夜を作るようなもの。いま

          「"好き"とか言う感情なんてあるべきなのか?」という話

          感情論も一つの論理

          感情論については一つ思うところがある。感情論というものがやたら忌避されている。しかし、感情論無くして価値観を私達が理解できることもない。 そうして感情論を理解しようともしないことに 論理的であることが絶対視されているこのご時世に、ちょっとしたスパイスを。 要約感情論とは論理的な人にとって理解出来ない理屈で動く論理。そこに働いているのは、それまでの経験と自身の感情を合わせることで生まれた倫理。 それは、他人が理解出来ないだけでそこには理屈が存在する。故に、感情論を使う彼らの

          感情論も一つの論理