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断捨離とお金の関係①〜あればあるだけつかっていた私

ハワイ在住10年目、齢50歳にして捨て活に目覚めたSandyです。

2月末までに家のほとんどのスペースの不要なものを処分して、今はちょこちょこと見直しながら生活をしています。

片付けられない歴50年の私が2023年、取りつかれたように捨て活を始めました。
元々はものが多くて片付けられない歴=年齢でした。

今日は「断捨離をする前の私のお金の遣い方」について書きたいと思います。

50歳にもなってお金を貯められなかったという事実が恥ずかしいのですが、人間変わるのに遅すぎることはないという気持ちで恥を忍んで書きます。

お金はあればあるだけつかえる

「片づけられない人=浪費家」の図式がありますが、例に漏れず私もそうです。(「そうでした」とまだ言えないのは、断捨離を始めてまだ2ヶ月弱のため、自分が変わったとは胸を張って言えないからです。)

今までに本気でお金を貯めたことが人生で2回だけありました。

1回目は引越し費用を貯めるため。大学生の時、ルームシェアをしていたのですが、知らない人と住むのがストレスになって普通のアパートに引っ越しました。その時に引越し費用(約30万)を貯めました。大学生にとっては大金でした。

2回目は20代で留学した時のこと。100万円を貯めました。この時は実家暮らしだったので、そんなに必死で貯めたわけではありませんが、1年くらいかかったと思います。

なので今までの私ははっきりした目的があれば貯められたのですが、逆にいうと目的がなければあればあるだけつかっていました。

ハワイに来てからはそれがさらに悪化

ハワイに来てからは、お恥ずかしながら浪費に拍車がかかりました。ラッキーなことに仕事も順調、夫の両親の家に住んでいるので、家賃などの生活費も節約もできているのをいいことに。

ハワイに来る前は東京で一人暮らしをしていたので家賃も高く、切り詰めた生活をしていたので、「買いたいものが買えない」と抑圧された物欲がハワイに来てから炸裂しました。

欲しいものは買う、迷ったら買う、二つの中で迷ったら高い方を買う、もしくは二つとも買う。などと物欲に任せて散財。

流石に借金まではしなかったのですが、あればあるだけつかってしまって、移住後7年経った時に確か2万ドル(200万円)も貯まっていなかったように思えます。1年で30万円も貯められてないってほんとに何やってたんだって思います・・・(恥)

その時の年収から考えたとしても、1年に無理なく8,000ドル(80万円)くらいは貯められていたんじゃないかと。7年で5万ドル(500万)くらいは貯まっててもおかしくなかったのに。差額の3万ドルはどこに行ってしまったのでしょう?

きっかけ①はコロナ

断捨離に目覚めた一つのきっかけがコロナだったのですが、お金に対する意識が変わったのも実はコロナでした。

コロナで失業者に

2020年のコロナのパンデミックの真っ最中、6年勤めた職場がクローズしてしまい失業者となりました。
失業したら心配なのは収入ですが、ありがたいことにアメリカではコロナで失業した人たちには普通の失業保険に加え、手厚い付加給付がありました。

でもそれには落とし穴があって、コロナの影響で多くの失業者が出てしまったため、ハワイ州の失業保険のシステムはパンクしてしまい、HPにはアクセスできず、失業保険の申請すらできない毎日になりました。

本来なら隔週で失業保険が支払われるサイクルだったのですが、システムダウンのために私の失業保険は全然支払われる気配がなく、結局初回の支払いは失業してから4ヶ月後のことでした。(2020年6月)その時にまとめて4ヶ月分(結構な大金!)が入るのでした。

失業保険が支払われないのが吉と出た

その後も私の失業保険はシステムダウンの影響を受け、ずーっと支払われないままで、結局2020年9月、2021年4月と2回のみの振込でそれぞれまとめて3ヶ月分、6ヶ月分、とまとめてどっさりと振込まれることになりました。

失業保険がいつ入るか分からなかったので、その時の私は貯金を切り崩しての生活でできるだけ節約をしていました。

なのでそれぞれまとめて失業保険が振り込まれた時には、銀行残額が一気に増えて、逆にもったいなくて遣えなくなっていました。

その後リバウンド

ただ、その後無事に再就職を果たして、以前よりも収入がUPしたことから(これまたお恥ずかしながら)かなりリバウンドしました。
再就職後から現在までの2年間、貯蓄額がほとんど増えてないという事実(恥)。

アメリカ国内の旅行もできるようになり、日本に帰国もできるようになったり、今までは現地に行かないと受けられなかった仕事関係のセミナーもオンライン受講できるようになったため、気になったのは片っ端から受けていたりして、私の稼いだお金は湯水のように消えていきました。

「これは継続教育で浪費じゃなくて投資」という程のいい言い訳とともに・・・。

「人間言い訳を考える時は最もクリエイティブになる」と誰かが言ってましたが、私の言い訳もどんどん浮かんできてはお金を遣う言い訳となってました。

断捨離と共にお金も見直すきっかけに

2023年の2月、断捨離をしようと思い立った時から、同時にお金の流れも見直そうと思うようにしました。

今まであればあるだけ遣ってしまう私にとっては、天と地がひっくり返るほどの変化です。うまくいくのか、またすぐリバウンドしてしまうのでは?と不安もありましたが、断捨離と共にスタートしたためか、今のところうまく回っているようです。

次の記事ではお金の遣い方を見直すために私がやった具体的な方法について書いてみようと思います。

引き続き私の断捨離にお付き合いください。






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