片付けられない歴50年の私が断捨離に目覚めた訳④
ハワイ在住10年目にして捨て活に目覚めたSandyです。
2月末までには家のほとんどのスペースの不要なものを処分して、今はちょこちょこと見直しながら生活をしています。
片付けられない歴50年の私が2023年、取りつかれたように捨て活を始めました。
今回は「なぜ捨てようと思ったのか」と言うきっかけについて書こうと思います。
コロナ後の日本帰国がきっかけ
2020年に始まったコロナのパンデミック。私は2022年の4月まで日本に帰国できませんでしたが、その後今まで計3回帰国して、この期間をスーツケース一つで過ごしました。
①2022年4月→約1ヶ月
②2022年11月→約3週間
③2023年1月→約2週間
今までは最長で10日ほどしか帰国したことがなかったので、スーツケースに詰めるものを厳選しなくてはいけませんでした。
日本は便利なのでいつでも必要なものは買えるという安心感もあり、どうにかなるだろうとも思ってました。
日本での買い物がきっかけ
2022年11月に帰国したとき、円安がさらに進んでいたのもあり(当時1ドル140円近かった)この時も日本で着る服をいくつか買っていました。
ふと立ち寄ったセレクトショップで一目惚れしたワンピース。
すごくシンプルで、ワンピースなので上下のコーディネートも考える必要もなく、しわにもなりにくく、洗濯も普通にできる。
ブラックなのでカジュアルにも少しドレッシーにも着れる。
店員さんから「真夏以外は3シーズン着れますよ!」と言われました。
今までの私にとっては少し高い買い物でしたが、一緒にいた姉から「今日から毎日着倒せばすぐに元取れるじゃん!」と言われて、買うことに。
早速その翌日から毎日のようにそのワンピースを着ることにしました。
選択肢が少ないと楽ちん
毎日のようにそのワンピースを着ることにした日から、朝「今日何着よう・・・」と悩むことがなくなり、朝の身支度が楽になりました。
首元も少し詰まっているので、インナーも気にしなくてOK。
スキニーデニムやレギンスに重ね着しても、ワンピースとして着てもOK。
その日から日本にいた残り1週間、ほぼ毎日そのワンピを着ていましたが、すごくお気に入りだったので毎日ハッピーでした!
本当に必要なものはスーツケース1個に収まる!?
このワンピースを買った頃からでしょうか?
「あれ?私3週間も日本にいるのにスーツケース一つで過ごせてる!?」という思いが過りました。
何か必要だったら日本で調達したらいいと思っていましたが、さほど買い足さなくてもなんの不自由も無く過ごせてもいたし。
あれ??じゃあ家にあるほとんどのものがなくても過ごせると言うこと???あの家にある大量の着てない服、使ってないものはいらないってこと???
と齢50にして「私が本当に必要なものはすごく少ないのかもしれない!」と言う事に気づく瞬間でした。
帰国してからの私
さらにその後もう一度2月の頭に2週間ほど日本に帰国したあと、ハワイの自宅に帰ってきて、ざっと家の中を見渡してみました。
思ったのは「本当にいらないもので家があふれている・・・・」という事。
ちょうどその時たまたまYouTubeのおすすめに「ミニマリスト」の動画がたくさん上がってくるようになりました。
一軍、二軍の考え方
ミニマリスト&断捨離のおすすめの動画をたくさんみましたが、どなたかの動画で洋服を「一軍、二軍」と表現していたのが私の心に突き刺さりました。
クローゼットを開けて、服がいっぱいあるのに「着るものがない」と思うあなたは「二軍の服」ばかり持っていて、次に買うのも二軍の服。永遠に「着るものがない」と言う感覚は消えません。
というような内容だったと思うのですが。
「あ、まさに私だ!」と思いました。
私のクローゼットは「セールだから」「安かったから」「なんとなく」「好きだけどこれに合わせるボトムスが見つからない」などなど、二軍の服で溢れかえっていることに気づいた瞬間でした。
それに対して、去年買ったワンピースは完全に一軍。「これさえあれば他の服はいらない」と思えるほどのお気に入り具合と汎用性の高さ。
そうか、もう二軍の服は買ってはいけないんだ!と気づきます。
そこから火がついたものを減らすこと
・必要なものはスーツケース一つ
・選択肢が少ないと楽
・一軍の服で毎日気持ちよく過ごそう
これらの気づきが、手持ちの持ち物を減らして好きなものに囲まれて過ごそう!と思った大きなきっかけになりました。
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