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なのか展備忘録-Ⅵ 「チュンバクラム」

今日は、ひとじゃらし様より出展されている「チュンバクラム」について。
「誰かと遊ぶ」ことを前提として設計されているゲームが多い中、少し異色な感じがするゲームでした。

得点表と道具だけ

ブースに置いてあるのは、使う道具と得点表のみ。

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コンポーネントは小さなボールのついた棒と、二つのカップ。
あと、左隣の方に、謎めいた黒い布に覆われたブースがありました。

何をするゲームかというと、与えられた道具を使い、ポイント表の名前と得点を基にしてオリジナルの技を作るというもの。謎の黒いスペースは、完成した技を録画するための場所なんだそうです。

僕はこういった創造性を求められるゲームちょっと苦手なので、「ロール」と「フロントチュンバ」をなんとなく試してブースを後にしました。

進化していくゲーム

僕には合わなかったですおしまい。
だと少し寂しいので、主に投稿されていそうなTwitterで「チュンバクラム」で検索してみると……

こちらの公式から出ている動画の技がある種基本になって、皆さんこれを軸にしながら(独自の路線の人もいる)構成を考えて練習されていたんですよね。なるほどなあと

上記の技を「ロール」として見るか「ノリシゲ」として見るかは人それぞれという自由さ。

リストにない新技も出来上がったりと、会期の中で発展を見せている競技となっていました。

これはゲームなのか?

なのか展とともに進化するゲームという印象でした。
制作者側が考えていたガイドラインがあって、ユーザーがそれを踏襲しつつ越えていく流れがとても良いなと。

こういったゲームを柔軟に楽しめる発想力を磨いておかねばなと思わされました。

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