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一口雑学「手だけでもたくさんあるツボの話」

最近仕事で、手のツボについて調べることがあったのでちょっと。きっかけですが、とある書き物の構成を考える段階で流れで、「陽谷(ようこく)」というなんともまあ、私のセンスに刺さる名前のツボが手にあることを知りました。

書き物上では、数回ほどしか文字として出てこなかったのですが、その数回でもなかなか変換がすんなりと出てこなく、少々イラつきながらこの「洋谷」と向き合ったものです。

あ、ほらね?

いくら打っても、変換の最初に出てくるのはこっちの「耀国」なんです。

あ、アレェ?次はこっちぃ?

もういいや…コピペしよ…。

ってな感じで、およそ半日間、この「陽谷」には苦しめられていたわけですが、それでも、私のセンスには刺さっていたわけです。

そして、ツボというものに関しても、当然ながら、だいぶ前から存在を知っており、興味がありました(知っておいたら便利かなくらいの感覚で)。だいぶ前向きな気持ちで、あれこれ調べてみると、意外にも、手だけで、ツボと呼ばれる箇所はたくさんあることを知り、私は驚きました。

「陽谷」という文字の響きのセンスと、この驚きこそ、今回、手のツボについて書こうと思ったきっかけです。

「陽谷」って、そもそもどんなツボ?

まずツボを調べるきっかけとなった、この陽谷というツボですが、一体どんな効果を体にもたらす、ツボなのかと気になっているかと思います。

その効果とは、簡単に言ってしまえば、体温を下げることができるツボです。

これを聞いて疑う人もいるかと思いますが、実際にそう記載されていたのです。というか、そもそも私は「陽谷」をという言葉を調べたのではなく、体温を下げるツボを調べるとき、出てきたのが「陽谷」だったのです。

まさに運命。

神様がツボについて知る時期だと言わんばかりです。

私と「陽谷」の馴れ初めについて語ったところで、その効果について疑惑を持っていた私。そんな私が次にしたことは、実際にこのツボに効き目があるかどうかという人体実験でした。ちょうど夏だということと、エアコンのない部屋で日中過ごしている私は、被験体として十二分な存在です。

「陽谷」は場所にして、手の甲側、そして手首の外側に出ている、骨らしき出っ張りの上の窪んでいるような部分にあたります(ちなみに、この出っ張りは尺骨頭(しゃっこつとう)というそうですよ)。名前の通り、手首にあるちょっとした谷のような場所ですね。

さて、場所も説明したところで、いざ、ポチッとな!

・・・お?

お?おおお?

なんと説明したらいいでしょうか。「陽谷」を抑えている間、下腹部と頸(うなじ)辺りにこもっていた熱がスッと流れるような感覚になりました。

私自身、疑り深い性格のために、何度かやってみないと、気のせいかもしれないと思ってしまいます。そのため、一度離して、もう一度押さえてみることに。

しかし、流石に連続で試してみても、その効果は感じられませんでした。というか、「陽谷」を押さえたことで、本当に熱が逃げて体温が下がっているなら、何度も押したところで変わらないのは当然ですね。

はい、ということで、このツボが本当に体温を下げる効果があるかを、確かめなければいけないとなると、数時間おきに確かめてみなければいけなくなりました。だいぶ面倒なため、覚えていたらしてみることにします。

体感ですが、日中涼しいところにいる人はそんなにこのツボを押してもあまり効果がないようにも感じます。なので、外出中で体温調整が難しい状況の人はぜひ試してみるといいでしょう。

やってみたよって人はぜひコメントを。

他にも調べてみました。手まわりのツボ

仕事で調べたのは「陽谷」というツボだけではありません。他に二つ、「通里(つうり)」と「内関(ないかん)」というツボに関しても調べていました。どちらも手周りにあるツボで、名前の響きも、まあよし。特に通里は、なんだか見ない熟語に加え、聞かない言葉であるため、新鮮です。

どちらのツボも手周りにあるツボであるということのほかに、人間の精神的な部分を安定させる効果が共通点にあります。「通里」に関しては睡眠を改善するという効果もあるそうなので、暑くて睡眠に弊害が出ている人にとっては注目されるべく、ツボかもしれません。

この他にもたくさんのツボが手にはあり、なんなら、ご存知の方はいるかと思いますが、手以外にも沢山のツボが存在しています。また時間があれば調べて、みなさんに実体験と共に共有できたらなと思います。

というわけで今回はこの辺で、
お付き合いいただきありがとうございました。
ここまでお付き合いいただいた方は稀かと思いますが、今後とも長いお付き合いをいただけたらと思います。

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それでは。


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